なかまくらです。
少し前ですが、「ターミネーター:ニュー・フェイト」観ました。
(原題はDARK FATE)
「ターミネーター」の大ヒット後、作られた「ターミネーター2」
その後、「ターミネーター3」「ターミネーター4」「ターミネーター:再起動」
と作られるたびにだんだんとマンネリ化してしまって忘れ去られてしまったシリーズ
という感じがありました。
そこに、ジェームズ・キャメロンが戻ってきて、製作総指揮を執るというのです。
どんな映画に仕上がったのか、ワクワクしながら見てきました。
あらすじ
T-800を処分し、ジョン・コナーが救世主となり、スカイネットに立ち向かう未来は
消えた。ところが、その前に、ジョン・コナー抹殺のために送られていたターミネーターは、
一体ではなかったのだ。あっけなく殺されるジョン・コナー。
舞台は変わる。
ダニーは、工場で働いていた。弟がいたが、ダニーのほうが優秀。
そこに、グレースと名乗る女が現れる。
危険だから逃げろというが、意味が分からない。
そこに現れた父親は、未来から送り込まれたREV-9・・・ターミネーターだった。
グレースとREV-9の激しい対決。
なんとか逃げだしたダニー達だったが、すぐに追い詰められてしまう。
そこに現れたのはサラ・コナーだった。彼女は「I'll be back」と言い残すと、
REV-9の始末をつけにかかろうとするが、ダニー達は逃げ出してしまい、
始末はうやむやになる。
ダニーは人間だった。ただし、ターミネーターと闘えるように、
強化人間に改造されていた。欠点は薬物投与が必須なことであった。
彼女らは、ある場所を尋ねる。それは、グレースが困ったら訪ねるように未来で
言われていた場所・・・人間社会に溶け込んで暮らすT-800の家だった。
T-800は、ジョン・コナーを殺害した後、目的を失い、人に紛れて暮らすうちに、
自分のしたことの意味が分かるようになっていたのだった。
AI(リージョン)が支配する未来における新しい世界の救世主、ダニーを守り、
REV-9を倒すため、T-800、グレース、サラは協力するのだった。
というお話でした。
うん。ふつーに面白かったです。
アクション、よし! 活躍するのが女性ばかりでちょっとパワーにかける感じはしましたが、
T-800のマシンらしい戦い方。人間がマシンに立ち向かう戦い方が違っていて面白いし、
不完全な強化人間というのも、心くすぐられる設定で、おいしいですね。
話としてもまあ、よくできていました。
・・・が、名作として残る映画ではないかなぁ、という感じでした。
よくできているし、2時間は十分に楽しめた。観てよかったといえます。
けれども、1回見れば、それでいいか、という感じ。人生に残る映画ではない。
なんだろう、最近同じようなことばかり書いている気がしますし、
設定は違うはずなのに、同じ脚本家の映画ばかりをずっと見ているような、
そんな気分になってしまうんですよね。
スターウォーズがエピソード7で、なんか再始動にある程度うまくいった感じだったから、
なあるほど、新しい主人公を立てて、前のキャラも出して、わきを固めさせて、
それで新しい話を展開していけばいいんでしょっていうこの感じ。
普通に面白いんだけれども、期待値が高すぎたかな? という映画でした。
まあ、次回があればまた観に行くんでしょうけどね。
おわり。