なかまくらです。
詩人・谷川俊太郎さんの詩の朗読会がありました。
朝日新聞の企画?なのだそう。
生徒らがどんな風に聞くんだろう?
そんなことを心配しながら、待ち侘びていました。
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話が上手かったです。
杞憂は杞憂のままに終わりました。生徒、寝ちゃうんじゃないかな?
と思いましたが、有名なおじいちゃん(失礼!)という風の谷川さんは、
やっぱり、その人生が言葉の一つ一つをほかの人とは違うものにするのでした。
詩は、よく知られているものを中心に何篇か朗読してくださいました。
会話の隙間を補うように何篇か。
「生長」という詩が好きになりました。
谷川俊太郎さんの作品は、「おばけりんご」という戯曲で再発見しまして、
大学時代にお芝居で関わって、それ以来、
言葉の綺麗さに魅せられていました。
詩は努力で書けるものもないでもないが、そうやって書いた詩は拡がりがない。
でも、書き続けることは大切だ。
そのようなことをおっしゃっておりました。
他にもいろいろ大切な言葉を残してくださいましたが(私のためじゃなくて、これからを生きる生徒たちにね^^;)、
書いた紙は学校においてきてしまいましたとさ。
良い経験でした。
おわり。