なかまくらです。
高校入試の志願状況が出てきました。
相変わらず公立高校は定員割れが・・・と思ったら一部持ち直していました。
しかし、まだまだ厳しい状況。
勿論子供がいないのもありますが、その一方で、
1500人以上が受験している私立高校もあるわけです。
勿論、私立はお金をかけて様々な取り組みをしている部分もあるので、
それはすごいなと思うのですが、
私立高校の授業料無償化の影響がまだまだ大きいということだとも思います。
また、私立高校の入試を先にやり、「専願なら取りますよ」という
青田刈りみたいな文句と、
失敗は絶対したくない!
頑張るのは少ないほうがいい!
という子どもが多くなってきているような気がすることによるのだと思います。
個人的に保護者に伝えたいことは、学力的にその学校で上位になれるのであれば、
私立高校に行くとよいのでしょうが、
そうでなかった場合、甲子園で、特待生がほとんど試合に出ていて、
それを応援するスタンドに入るために何百万円も払っている高校生になることだって
あり得ると知っておいたほうがいいのだということです。
しかも、私立高校は、非常勤講師や講師の割合が高いので、
研修などをあまり受けてきておらず、我流でやっている先生(私もかつてそうでした)
が多く、そして、給料も講師だと安い・・・そういう先生に教えてもらうことに
なることも多いということです。
勿論、それでも、若い先生が一生懸命に教えてくれますし、講師の先生とか関係なく、
私立のほうが、マンパワーが高く、自立している先生の割合が多いようには思います。
それでも、公立に通わせるよりも高いお金を払って、
それでいて、教育の質が伴わないということはあり得るということを考えてほしいな、
と思います。
・・・まあ、公立だってお金うんぬんを除けばそうなんですが。