なかまくらです。
最近、オーバーツーリズム、という言葉を聞くようになりました。
夏休みに東京に出掛けて、電車が混んでいるな~と感じたのですが、
それは実はそんなに気にならなかったのです(朝の通勤ラッシュとかではなかったですし)。
でも、国立科学博物館の中は、人がすごくたくさんいて、子供たちも来ていて、
それはとても良いことなんですけれども、
混みすぎていて、ゆっくりとひとつひとつを見ていられない。
横スクロールのゲームみたいに、流されていくのです。
そうじゃない、という思いとともに、流されていきました。
そこで、思ったのですが、観光の良さって、人の密度にも影響していて、
今回はまた、違うのでしょうけれども、昔の日本らしいわびさびを残した庭園を見たりとか
そういうのが、ごった返していたら、たぶんそれは、わびもさびもないのではないかな、
と。そんなことを思いましたし、それは儲からないことにつながるのかもしれませんが、
来場した人にも、本当の魅力を伝えることができないのではないかと思ったのです。
観光について、そんなことを感じたので、記録しておきました。おわり。