なかまくらです。
静岡市美術館で開催されている「スター・ウォーズ展」に行ってきました。
前に行ったときは、「山本二三展」でしたから、もう、これは生粋のオタクですね。
さて。
展示は、世界中のアーティストが描いたスター・ウォーズの世界
という絵画展でした。それぞれが、それぞれの視点から、スター・ウォーズの
世界を広げていくというトリビュート。
実際の映画の場面をうまく編集でまとめてあるものを映像として流しながら、
その場所でそのときあったであろうことを想像しながら、絵画を見る。
そんな企画展でした。
ああ、なるほどなぁ、なるほどなぁ、と、そんな場面が多くて、
スター・ウォーズの世界が私の中ですごく広がりました。
これは面白いなぁ。静岡市美術館は、展示が上手いと思うんですよね。
前に、静岡県立美術館に、「美少女の美術史」を観に行ったときは、
がっかりもがっかり。まったく面白くなかったのですが、それに比べて、
なんとまあ、うまく構成していることか。
私の中で、一番株が上がったのは、オビ=ワン・ケノービですねぇ。
けっして、主人公になるわけじゃあないんです。
EP1では、弟子として、師匠をアナキンにとられるようにして、卒業させられる。
EP2では、なんとか師匠として、アナキンを育てる。
EP3では、暴走したアナキンを師匠として倒す。
EP4では、アナキンの子、ルークを20年見守り、そして、彼に道を示して死ぬ。
EP5,EP6では、フォースの一部となって、ルークを見守る・・・。
なんと、控えめな男なのでしょうか! 大義の為なら他人の為に生きることが出来る。
そんな男なのです。
そして、彼、強いんですね。
ダースモールを倒し、そして、
のちに最強の暗黒卿ダースベイダーとなるアナキン・スカイウォーカーも倒しちゃう。
そんな男なのに、ルークをかげながら見守り、
辺境の惑星で、その生涯を終えようとする。
20年の歳月を経て、「これは、お前の父親の使っていたライトセーバーだ」
そう言って、ルークにアナキンのライトセーバーを渡す。
やぁー・・・かっこいいな!
そんな、オビ=ワンの株が爆上がりしたスター・ウォーズ展でした。
おわり。