1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

そのために・・・が聞きたい。

なかまくらです。

今週もまだ終わりません。28連勤も19日目。

明日は午前中、模試の監督で午後は部活です。

28連勤 → 1日休 → 25連勤 → 1日休 → 21連勤 の、

毎年恒例の秋のマラソン勤務中です^^


そこに飛び込んでくるニュース。











まず、教育の将来像として、


▽子供の学び=多様な子供たちを誰一人取り残すことのない、個別最適化された学び実現

▽子供の学びを支える環境=全国津々浦々の学校において、質の高い教育活動を実施可能とする環境整備

――とする2つのイメージを掲げた。

だそうです。すごい美辞麗句!

すごいこと言ってますわよ、読み返してからもう一遍言ってごらん! という感じ。


まあ、仮にそうだとしても、「言うだけならタダ」感に満ちていて何も説得力がない。

必要なのは、そのためにどうするかという大号令だと思うんですよ。


反対とか失敗とかを恐れてなのか、見て見ぬふりを私たちは延々と続けていて、

別にそれでも誰にも何にも起きないので、そのままのままなのは当たり前。


>誰一人取り残すことのない、

  → 足し算できません!という高校生と、席に座ってます!えらいでしょ?
    という高校生と、大学受験のために頑張りたいけど、学校の授業には
    何も期待していません、という高校生と。一つのクラスにいますが、
    これって、現状、全員取り残されていますね。どうしますか??

>個別最適化された学び

  → 教員は一人しかいないのに、どうやって個別に教えるのか??
    40人いるクラスで、1人1分ずつ指導すれば、40分経ちますが・・・。
    どうしますか??

全国津々浦々の学校において、質の高い教育活動を実施可能とする環境整備

  → 私の県では、「採用されたら10年以内に1回は僻地で勤務しなさい」
    という御触れが出ています。それで、大変な高校は若手教員ばかり。
    同じ教科の先輩教員に出会えることも稀、下手をすると、大卒で赴任して、
    教科で一人・・・。どうやって質の高い教育をしましょうか??


言いたいことがたくさんありますね。

先日、県に授業案を提出しました。ICTの研究校に指定されていたため、各教科一人

出してくれというので、出しました。たくさん残業しました。

夜の21時とか22時とか、物理実験室にこもって、慣れないタブレットを操作しながら、

実験データを取ったり、まとめたり、プリントを作ったり。

担任もやっていますし、部活動の顧問もしていますから、

生徒たちはあちこちで、揉めたり、間違ったりしていて、

普段の授業も、改善しながら準備していくと、結局、それだけで勤務時間なんて

あっという間に終わってしまう。それからやるんですよ。

今は、来週の、管理職による授業参観がありまして(人事評価にかかわる)、

そのための授業を作っていますが、土日の部活終わりに百円ショップやホームセンターで

材料を調達して、夜に組み立てて、月曜日の夜、物理実験室で実験してみる。

まあ、そう簡単にうまくいかないので、何度もやるんですね。

年間、そんな出費でかれこれ、10万円くらいは使っています。

残業代、出ないんですけどね。いや、出ています。固定残業制で、

月に1万円くらい。1万円で120時間くらい月に残業するので、

時給に直すと、80円くらいか。

そこに、どうやって仕事を加えようというのか、教えてほしい(笑)。


だから、本当に聞きたいのは、

こういう教育を目指してほしい。そのために・・・、のその続きの言葉なんですけどね。





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「白銀の墟 玄の月 第一巻 第二巻」 十二国記 読みました。

なかまくらです。

「白銀の墟 玄の月 第一巻 第二巻」 十二国記 読みました。

ネタバレ注意。



なんと18年ぶりの続き。

十二国記というからには、12の国があり、

そのうち、北東に位置する戴という国の物語。

続きとは言うものの、前作「黄昏の岸 暁の天」は、

1部の主人公・景王が2部の主人公・泰麒を救い出す話でした。

そして、舞台は戴国へ。

戴国は、戴王・驍宗が阿選の謀反によって、行方不明になっており、

元将軍の李斎と泰麒による驍宗の捜索が始まった。

戴に厳しい冬が来ようとしていた。

そんな焦りの中、李斎と泰麒は別々の行動をとる。

泰麒は真意はわからぬまま、阿選を新王に指名する。

6年前に失踪した驍宗の足取りを探していた。

そしてようやくたどり着いた驍宗と思われた武人は既に亡くなっていたのだった・・・。


さて。
あー・・・・・面白い。

戴国は、道観と呼ばれる信仰と薬をつかさどる宗教団体が、

政をしない阿選のかわりに、民を支えようとしている。

その道観に支えられ、旅をする中で、これまでまったく不可解だった、

驍宗の失踪、土匪(ヤクザのような者たち)の反乱、泰麒の不審な行動

などがつながり始めるのです。

先々を見据え、次々と有効な政策を打ち出していく驍宗は、

何故、うまくいかなかったのか。

上に立つものに必要な資質とは何だろうか、

ということを深く感じるシリーズとなっています。

上に立つものが信頼を得る方法は2つあって、

実績を積み重ねる方法とその人望に他人がついてくる方法

驍宗は、前者だという。だから焦っているのだと。

だから、土匪のような人々の成り立ちやありように至らなかったり、

阿選との間に周りも気づかない何か謀反の種を生んだりしてしまったのだろう。

だんだんと、驍宗に何の落ち度もないと思えなくなってくる。

そして驍宗の・・・死・・・?

ミスリードかもしれないそこに、とにもかくにもぴったりともってかれてしまった。
面白い。・・・面白いんですが、

この展開を、どう受け入れていけばいいのかわからない・・・。
李斎様の視点で自分が読んできたんだなぁ、と感じました。
発売日まであと20日近くもあるぞ・・・どうするんだ(笑)。





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6年前に見つからなかった重大な発見:WORDの文章中の番号の挿入について

なかまくらです。

定期テストを作りながら、んー不便だなぁ、と思っていたことに対して

重大な発見をしてしまう。

それは、OFFICEのWORDに関することです。

文章中に、番号を振りたいことってあるじゃないですか。

例えば、

問1 次の空欄に当てはまる最も適切な語句を埋めなさい。

(1) 私のペンネームは( ① )である。このペンネームを名乗り始めてから

    かれこれ( ② )になる。

(2) 創作に対して運命的な出会いをしたのは、( ③ )才のときである。

    ( ④ )に出会ったのだ。これによって、物語の書き方が大きく変わった。

    小説の中に会話文が登場するようになったのだ。

(答え)①:なかまくら ②13年 ③18 ④演劇

・・・みたいな感じに、① ~ ④ のような番号を振っていきたい、

そんな場合があるじゃないですか。段落の最初なら簡単なんですよ。誰でも知ってる。

ところが、文中に番号を振る方法は・・・?と聞くと途端に口をつぐんでしまう。

その方法ですが、

[タブ:参考資料]→[図表番号の挿入]→[ラベル:空白を選択]→[番号付け:①,②,③,...を選択]



この手順で、(  )が来るたびに、図表番号の挿入をクリックする(設定は最初の一回だけ)と、なんと、番号順に入っていくではないですか!

・・・では、番号を消した場合は・・・ちゃんと数字が繰り上がるかな・・・?

く、繰り上がらない!!

しかし、ご安心を。ひと手間必要なのです。

番号を設定してある文章全体を選択して、

[右クリック:フィールドの更新] を選択すれば、繰り上げてくれます。

これ、めっちゃ便利なので、ぜひ使いこなして、残業時間削減につなげたいですね。

皆さんもぜひお試しあれ





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「ミリオンダラー・ベイビー」観ました。

なかまくらです。

「ミリオンダラー・ベイビー」観ました(TV)。



あらすじ

フランキーは傷口の血を止める腕前は一級品だった。

ボクシングのトレーナーとして、世界チャンピオンを育てることにも成功した。

しかし、チャンピオンになる男は、その試合の直前に、別のマネージャーの元へと移った。

マギーは、貧乏な女だった。田舎から出てきていて、31才と年も取りすぎている。

母は生活保護を当てにしていて、弟は捕まって刑務所の中だった。

マギーはウエイトレスをしながら、世界チャンピオンになる夢を描いていた。

フランキーは初め、マギーが女だからという理由で断った。

しかし、マギーの強情さに負け、トレーナーになることに。

マギーは、その才能を見る見るうちに開花させ、

1年半後には、タイトル戦に臨んでいた。

タイトル戦の相手は、汚い試合で有名だった。

反則に対して、こちらも反則を繰り出す荒れた展開に。

相手は、こちらの反則に逆切れし、ゴングの後に殴り掛かった。

その結果、マギーは第一頸椎と第二頸椎を損傷し、

呼吸器なしでは生きられない体になった。

フランキーはそれを悔やみ、マギーの生きる道を探し求める。

しかし、床ずれの末、マギーは左足を切断。

マギーは、昔フランキーにした話をもう一度する。

亡くなった父と実家で飼っていたアクセルという犬の話だ。

アクセルは足が悪く、あるとき、父とアクセルは森に出かけて、父だけが帰ってきた。

その話を。

フランキーは信心深い男だった。

かつてトレーナーを務めていたボクサーの右目を失明させてしまった。

それに娘とももう何年も会っていなかった。

フランキーはそれを悔いて、教会に通い続けていた。

もし、マギーの願いをかなえれば、それは罪だ。

しかし、フランキーは、それを選んだのだった。

彼がその先どうなったのかは、わからない。


というお話でした。

うわー・・・また、観ちまった!!

というのが感想。ええっとですね、たぶんこの映画観たの3回目です(苦笑)。

なんで忘れちゃうんでしょうね。

頸椎を損傷するところで、毎回、あ、これ見たことあるやつだ、と気づく。

ひとつ間違えなければ、きっとマギーもフランキーも幸せになっていたのに、

なんでこんなに苦しい思いをする映画を観てしまうんでしょう。

でも、引き込まれるように、観てしまうのでした。

おわり。





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5555

なかまくらです。

自分の小説を置くために作ったホームページ

からまったくのぷうる」が5555アクセスを突破しました。



2010年からやっていますから、来年でちょうど10年。

のんびりやっています。

この、物語を書いて過ごすという趣味も年季が入ってきたといいますか、

ネタ帳も14冊もありまして、ホントに一言のメモみたいなのもあれば、

結構ちゃんと書いてあるやつもありますが、

たぶん、もう、私が死ぬまでに全部のネタを消化することはできないんだろうな、

そんな予感があります。

図書館の本棚に並ぶ本を読みつくすことができないように、

私の頭の中の本棚から、本を手に取って、物語に起こすような、

そういう似ている体験なんですね。

昨日もちょっと思いついて、4年前くらいのアイディアに付け足しをしました。

世界は広い。





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