1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「28 1/2 妄想の巨人」見ました(DVD)

なかまくらです。

「28 1/2 妄想の巨人」見ました。



押井守監督の「鉄人28号」の舞台を見たので、

その制作ドキュメンタリー的な映画(?)です。

芝居の稽古風景をスチールカメラマン小林を通して見させてもらうという映像作品?

として淡々と進んでいくのですが、

終盤、小林は舞台上に正太郎少年を見たような気がする。

そして、「正太郎少年」を見たといった押井守も稽古に姿を見せなくなる。

そして、公開ゲネが終わり、

押井守とゆかりのある業界の著名人たちが見て、

酷評をしていく。

「いったことが現実になる時間がある」

小林は、舞台の下に車を見つけ、それに乗り込んで街へと繰り出す。

するとそこに鉄人がいて、それを飛ばすのだった。

という最後だけファンタジーという映像でした。


押井守の自虐的な作品でした(笑

最後、押井守が失踪するのは、金田正太郎少年が失踪するのに重ねているのでしょうね。

ただ、正義とは何かとか、そんな難しいことは考えてないんじゃないかってくらい

の感じの映像でした。

カメラマン小林の表舞台に立ちたい願望も満たされて、物語としては決着がつきまして。

まあ、単純に制作ドキュメンタリーとして楽しめました。

おわり。





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舞台「鉄人28号」見ました(DVD)

なかまくらです。

舞台「鉄人28号」見ました(DVD)。



アニメ監督で有名な、押井守の手がけた舞台ということで、

・・・いったいどうなることやら(良くも悪くも)。

と思いつつ、DVDを買っちゃったわけです。

押井ファンとしては結局見るしかないのですよ。


さて。

戦後の日本。東京オリンピックを控える日本では、

大規模な野犬狩りがされていた。

金田正太郎は、鉄人28号を動かすことのできる少年だ。

正太郎は、野犬の処分場を襲撃するという人狼党から、

処分場を防衛するために駆け付けるが、

野犬を処分し、新しい時代を迎えようとする大人たちに疑問を覚えていた。

野犬は生まれたことに罪があるのか?

新しい時代を迎えるために、罪なき者の犠牲はつきものなのか、それが正義なのか。

そう迷う正太郎少年は、人狼党に襲撃とともにさらわれてしまう。

さらわれた正太郎少年は、救出されてきた女立喰師の「けつねころっけのお銀」と出会う。

お銀は、これからは自分のためだけに生きるんだよ、と言い残し姿を消す。

科学がもたらす正義、新しい時代を作るべきなのか、

それとも、罪なき犠牲のない正義を生きるべきなのか、

正太郎少年は、迷いの中、脱出し、鉄人28号の元へ戻る。

彼は、東京オリンピックで5輪を描くはずだったブルーインパルスの代わりに、

鉄人で5輪を描く。

そして、そのまま姿を消した。


というお話でした。


序盤は、ひたすら犬の話をしていました。

犬というのは何かの隠語で、本当は政治犯か何かを追っているんだと思っていましたが、

本当に犬でした(笑

中盤から、新しい時代を迎えようと動く時代の中で、

圧殺されようとしている者たちが現れ、その話を聞いて、

正義と信じていたものが揺れ動く正太郎少年の葛藤が描かれ、面白くなってきました。

「(海の向こうに見える東京を指して)あそこに何が見える?」との問いに

「未来が・・・」と正太郎少年が答え、「私には見えない!」と返す。

このやりとりが一番グッときました。

未来が見えないからこそ、こうなっているんだ。その怒りが彼を突き動かしているんだ。

そんな感情が流れてきました。

最後に正太郎少年はオリンピックの開会式へ向けて出発した後、疾走するわけですが、

ずっと時間がたってから、かつてのお銀のような格好で現れます。

この意味はどう解釈したらいいのか、難しい。

もともと、正太郎とお銀は一人二役だったので、そういう意図があったのでしょうが、

確固たる正義のもとに動くのではなくて、

野犬のような、純粋無垢で、イノセンスでありながら、

けれども牙をむき、人を傷つけるためにおそれられ、処分されるような、

そういう存在に正太郎という男と鉄人28号を留めおきたかったのだと思う。

石ノ森章太郎の「キカイダー」のラストで、キカイダーが服従回路(イエッサー)を埋め込まれ、

正義と悪の心を手にして人間に近づいたように、

虚構の中の存在であった鉄人28号の操縦者、金田正太郎という人間が、

ラストシーンでは、オリンピックの開会式を陰で成功に導きながらも、

脚光を浴びることなく、メディアによって虚構を立ち上げられることなく、

人間臭く生きている姿を描いたのかもしれない、と思うのでした。


いろいろと想像が膨らんで、押井ファンとしては、面白いお芝居でした。





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「映像研には手を出すな!」見ました。

なかまくらです。

「映像研には手を出すな!」見ました。



アニメを作る映像研究会を立ち上げた3人。

設定を考えるのが大好きなコミュ障の浅草氏。

お金を儲ける方法を考えることが得意な金森氏。

人気読モで、アニメーターになりたい水崎氏。

3人が妄想を膨らませて、アニメを作る話。

1本目。部費を勝ち取るためのショートアニメ。

2本目。文化祭に向けてのロボット部のプロモーションアニメ。

3本目。即売会に向けて、街を舞台にした「芝浦UFO大戦」という町おこしアニメ。


3本のアニメを12話で作り上げるまでの話なのですが、これが面白いのですね。


想像する楽しみを体験したことのある人なら楽しめるのでしょう。

私はそうでした。

想像することは面白い。

その想像を誰かに話すことが、なぜかだんだん恥ずかしいことのようになっているのは

何故なんでしょうね。

小学校のころ、川井君という同級生がいまして、昼休みのたびに、

(その頃流行っていた)ポケモンのこんな裏技があったらおもしろいねって

そんな話を延々としていました。伝説は自分たちで作るものだったのです。

それが、中学生のころにはみんな物語を持っていたし、

誰しも、一本くらいはとっておきの物語を持っていたはずなのに、

いつの間にか(あるいは最初から)それを明かさないで大人になるのです。


そんなアホらしいことを言わずに、

好きなようにやっていいんだよって、そういうことを言ってくれるアニメだったな、

と思います。

最終回。

「芝浦UFO大戦」は実はちょっと難解で、・・・ああ、惜しい! という感じでした。

街の商店会からの支援を受けて作っていたアニメーションに、

学校から待った! がかかっていました。

学校の部活動で作ったもので、お金儲けをしてはならない、と。

一方、アニメ自体も、浅草氏がストーリーを決めきれずにいました。

街を探検して、あるいは教頭先生の優しそうな表情などを見て、

共存していくことが大切なんだ、という結末を思いつく・・・。

そして、それを完成させて、即売会で見事完売! よかったね!

で、終わりなのですが、学校側はメディアがタイアップを(金森氏の策略で)高評価し、

経営について生徒に学ばせている先進的な学校だとSNSで盛り上がることで

口が出せなくしていたのです。


けれども、職業柄か、教頭先生とのといいますか、

学校側との戦いにもうちょっと決着をつけて欲しかったな、と思いました。

劇中劇の結末は、共存だったのですから。

材料はすべてちゃんと描かれていて、ご想像にお任せしますだったのでしょうか。

でも、1シーンあれば、

そうしたら、あのラストシーンが際立ったのに! と思わずにはいられない。

そんなわけで、もう一話、欲しかったなぁ、という作品dねした。


でも、全体としてはとても楽しいアニメでした。

DVD買おうかな?





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寄付もするよ。

なかまくらです。

先月、今月と3000円くらいYahooのサービスで寄付をしています。

新型コロナウイルスの患者対応に追われている医療従事者の支援や、

生活が苦しくなった家庭の子どもの支援などを主な寄付の先にしています。

別に、私がお金持ちで、憐憫の情から寄付するとかそういうのじゃなくて、

ただ無病息災に生きていることをありがたいと思わないとなあ、と思うのですね。

そんなわけで、寄付。


話は変わりますが、現在節約生活を始めてみました。

なるべく節約。

経済を回しなさいっ! という声も聞こえてきそうですが、

使うための節約。

毎年あまり意識しないでも貯まっている額 + 25万円くらい貯めたいのですね。

また、使ったら記事にでもします。


もう一つ話は変わりますが、

わが社は50才になると、残り10年は昇級しないシステムになっているそうです。

お金、今のうちに貯めておかないといけないですね。

寄付なんて、かっこのいいことができるのも、今のうち、ということで。





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ジュワジュワ

なかまくらです。

からあげ、揚げました。40個くらい?

もはやお手の物・・・油断大敵ですが。油だけに笑

今週は唐揚げを楽しみます^-^





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