1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

彼尊此卑

ハッピーエンドは遥か彼方にあると信じて疑わず、

周りにあるものはすべてくだらないと、

他人の肉がおいしく見えるように、隣の芝が青く見えるように、

己れの卑近さを






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なんか違う気がしてしまう・・・。

なかまくらです。

もうすぐ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」が公開されますね。11/17です。

なんと、シリーズ3作目にして、なんとTJOYのシネコンで映画が掛かるんですよ。

 

が、

 

なんだろう・・・この違和感は。

1. ヒットしてるからうちでもうちでも、とやる

 → これまでかけてきた単館系のミニシアターは人が入らないでしょう。

 

・・・これか。これにやるせなさを感じているのか?

お金に物を言わせる強者の前には為すすべがないのか。

 

おそらくそれは、違和感の本質ではない。

 

2. スクリーンがでかすぎる。劇場が綺麗すぎる。

 

・・・これだと思う。

なんだろう、やっぱりどこまで行っても、エヴァって、ONEPIECEとかNARUTOとか、ドラえもんとか、そういう綺羅綺羅してて、 王道! という作品の前ではどこか竦(すく)んでしまう灰色をもっている気がするのです。

勿論、好きな人は、そういうところが好きなんだけれども、

大スクリーンでバァーンと見せるのは、どこか違う気がしてしまう。

どこか影のあるような場所で、・・・明かりを消した夜の自室のような閉塞感と生活感のあるような、

そんな場所で、カップルとかがイチャイチャしてなくて、ただ、それを見に来て、その面白さを、

仲のいいやつがいれば雄弁に語るけれど、映画館では黙して語らず、

ただ、見に来ている隣の席の誰かが同志であることをそっと確認するような、

そんなふうに、観たいなあ、と

思ったりもするのです。

なんにせよ、楽しみだ。

 

おわり。

 

 

 






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そうか・・・

そうか・・・そうだったのか。「レンズ」という作品を言葉にできました。

理屈はわかったけど、それを感覚でやってたんだから、あの時は神様がいらしたね・・・。

まあ、備忘録的に書いてみると、

レンズは、ミステリー仕立てになっています。

普通のミステリーは3次元。事象を積み重ねていく事で、全容が見えてくる。

ところが、「レンズ」という作品は、2次元ミステリー。

まるで一枚のキャンパスのよう。事象は上塗りされていって、最後に出来上がったものだけが見える。

その分、事象は曖昧に設定されていて、観客はその事象の中から、真実を選びとっていかなくてはならない。

(以下はわかっていたことだけど、)

もともと、彼らの物語はそれぞれにどこかずれている人物が多くて、

まるで、お互いがお互いのコピーと話しているように、どこか整合性が取れなかったりする。

つまり、たったひとつの真実などもともと無くて、ズレあった世界観を上から塗り合って、

結末を観客に押し付けるような構造になっていたのだと思う。

 

ただ、それだけだと、あまりに作品として、断片的なので、その中から一つ(目高)を選びとって、

彼を依代に「見る」という事をもう少しだけ深めたのが後半。

そんな構成だったのではないかと(笑)。

 

完全にあたまおかしいな・・・苦笑






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象徴

最近、象徴というやつについて、考えています。

人物を象徴的に表すものはなんだろう。

名前? 容姿? 学歴?

組織を象徴的に表すものはなんだろう。

名前? メンバー? 成果?

 

いろいろな意見はあるでしょうが、組織の象徴というやつ、について、

自分がなりたいか、どうかで考えてみます。つまり、祭り上げられる、

あるいは、立候補するということなんでしょうが、結局、顔を売る存在という事なのかなぁと。

象徴とは、人でなければ、家紋、といった、その組織の旗印。

人は、象徴を守る。象徴を失うと居場所を失ったような気持ちになる。

人にとっての、象徴とはそれこそ人それぞれで、

母校であったり、自分の名前であったり、為したことであったり、

アイデンティティーに近いものなのかもしれませんね。

でも、象徴=アイデンティティーか、と言われると、首を横に振りたくなる。

なんか、違う・・・気がする。

例えば、アイドルは名前を持っていて、それは本名じゃなかったりするわけだけど、

その名前が象徴的に、その人格を司っていたりする(ある書きかけの物語のことだけど)。

人が象徴を作っているはずが、象徴が人を作り出す。

象徴とは、アイデンティティーと似ているか。

 

あれ? アイデンティティーとはなんだろう?

疑問がすり替えられて、しまった(?)






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上がるハードル






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