なかまくらです。
【映画】プリディスティネーション 観ました。
ロバート・A・ハインラインによる短編小説『輪廻の蛇』を原作とした映画です。
あらすじ
時空を超えて犯罪を犯す爆弾魔を追う秘密の国家組織があった。
そのエージェントは、バーテンダーに身を扮して、ある時間へと飛ぶ。
バーテンダーに身の上話をする男が、まだ少女だったころ、
彼女は孤児院にいた。彼女は数奇な運命をたどって、男となり、
娘は誘拐された。
話をすべて聞いたバーテンダーは、話を切り出す。
そんな男に、組織のエージェントにならないか、と誘いに来たのだ。
男は、娘を誘拐した犯人を引き渡すことを条件にこの話に乗る。
仕事を引き継いでもらったバーテンダーは、隠居の身となる。
組織の上級エージェントであるロバートソンには、
「知らない未来が来たら、好きに生きろ」と言われた。
しかし、隠居先で、タイムマシンの機能停止処理はうまくいかず、
最後に渡された書類の中身は、爆弾魔に関する資料であった。
彼が下した決断とは・・・。
というお話でした。
これ、Youtubeで無料公開されていて、観たのですが、
大変面白いSFであったと思います。
最後までどう展開していくか読めないハラハラドキドキのSFサスペンスでした。
SFの巨匠 ロバートAハインラインの原作ですから、
ちゃんと作れば面白いのでしょうけれど、
その世界観とか、物語への引き込み方が秀逸で、
予算でどうこうしたというよりも、役者さんの演技でもっていっているところが
古びない良さで、地力を感じます。
熱量のある大変よい映画でした。