1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「笑顔の日」観ました。

なかまくらです。

静岡大学演劇部「笑顔の日」を観てきました。

どうしても、お芝居が見たくて、どっかでやっていないかな?

とネットで検索したら出てきました。行きました。

すごい良くも悪くもなく・・・まあまあでした。

あらすじ。

嘘をついていい日「エイプリルフール」があるように、

嘘をついてはいけない日を制定してみたらどうだろうか?

そんなことを500年前の日本人は考えた。

それが、どう間違ったのか、500年後、日本人のDNAには、

本当に嘘の付けない日として刻み込まれてしまっていた!?

そんな、誰もが他人と話したくない日に、出席日数が足りなくて

学校に登校してきた二人は、なんと、美術館の見学に行くことに。

そこで、しょーじき昔からよく価値の分からなかった名画と言われる作品に

館長から、コメントを求められる。

そして、そこに現れる絵画を心から愛する美少女。

ところが、美少女は、毎日が「笑顔の日」になって、

嘘を吐く人がいない世界になればいいな、なんて言い出す。


そんなお話でした。

こってこてのコメディーでした。

あれを思い出しましたね。「キノの旅」です。

「キノの旅」の中に、相手の思っていることがわかる薬を飲んでしまって、

誰ともうまく人間関係が築けなくなってしまった国があったのです。

スタート地点は一緒ですが、コメディーにするとこうなるよ!

という感じで、男子高校生ふたりの掛け合いはなかなか楽しい感じでした。

先生役のジャージの彼はちょいちょいセリフが飛びそうになってひやひや。

コメディは、それこそ、テンポ命なんだなぁって、改めて思いました。

美少女は、声、枯れてました。もうちょっと芯のある声だといいですね。

ラーメン屋の店主は、セリフは少なかったけれども、

独特のしゃべりの雰囲気を持っていました。

一番好きだったのは、美術館の館長ですね。表情がいい。

プロジェクターで、美術品の画像をスクリーンに映していましたが、

なぜか、ステージの横で、そのたびごとに、お客さんの視線が、ステージから消える。

これは残念でした。舞台の背景が白かったので、そこに映せばよかったのでは?

脚本はオリジナルということのようでしたが、構成はなかなか良い感じですが、

コメディーとして振り切れるには盛り上がりが足りないかなぁ、と思いました。

ちょっと笑えるくらい。もっとぼんぼんほしい。

そのために、シリアスなシーンが苦しい。そして、ちょっと長く感じてしまう。

そんな感じでした。

あとは、舞台装置ですね。

もうちょっと頑張ったほうがいいんじゃないかなぁと思いました。

最後にちょっとだけ出てくるラーメン屋だけやたら力はいっていましたが、

出番短いし。

ちょっと前に高校演劇を西部で観たわけですが、そっちのほうが、レベル高かったなぁ、

という印象です。まあ、一度しか見ていないので、表面的な評価にしかなりませんが、

頑張ってほしいですね、静大演劇部。

おわり。





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反比例する時間

なかまくらです。

現在、学校はテスト前です。

部活も休みに! テストも作ったし!

そんなわけで、自由な時間ができるのでどこかに遊びに行こうかと。

普段はまったく勉強しない彼らですが、この週末くらいはやっている(・・・はず!)

反比例ですね。

普段は毎日毎日土日もなく働いているわけですが、テスト前は楽な教員。

普段はまったく勉強しませんが、テスト前くらいは勉強する生徒。

そんな人間の立場の違いによる時間のグラフを描くと、

両側が時間の関数になるんですな。

まあ、がんばれ、高校生! って、感じですな。





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53の書きかけ達

なかまくらです。

ちょっと、書きかけを整理しました。一部は、ネタ帳に戻して、

一部は、捨てて。

残ったのは、53作。書きかけ。

1000~10000字くらいの書きかけ達が、

再び光が当たって、物語が始まるのを待っています。

私、これまでにおよそ、200作の物語を生み出してきましたが、

その大部分はどんな話だったかなんとなくは覚えているんですよね。

でも、この書きかけのやつっていうのは、覚えていない。

中には覚えているやつもあって、覚えてあるやつは、

たまに続きを書こうかなぁ、と書いてみたりもするのだけども、

それ以外のやつは、今の私には書けないってことなんですなぁ。

そう思って、寝かしています。





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スター・ウォーズ展に行ってきました。

なかまくらです。

静岡市美術館で開催されている「スター・ウォーズ展」に行ってきました。

前に行ったときは、「山本二三展」でしたから、もう、これは生粋のオタクですね。



さて。

展示は、世界中のアーティストが描いたスター・ウォーズの世界

という絵画展でした。それぞれが、それぞれの視点から、スター・ウォーズの

世界を広げていくというトリビュート。

実際の映画の場面をうまく編集でまとめてあるものを映像として流しながら、

その場所でそのときあったであろうことを想像しながら、絵画を見る。

そんな企画展でした。

ああ、なるほどなぁ、なるほどなぁ、と、そんな場面が多くて、

スター・ウォーズの世界が私の中ですごく広がりました。

これは面白いなぁ。静岡市美術館は、展示が上手いと思うんですよね。

前に、静岡県立美術館に、「美少女の美術史」を観に行ったときは、

がっかりもがっかり。まったく面白くなかったのですが、それに比べて、

なんとまあ、うまく構成していることか。

私の中で、一番株が上がったのは、オビ=ワン・ケノービですねぇ。

けっして、主人公になるわけじゃあないんです。

EP1では、弟子として、師匠をアナキンにとられるようにして、卒業させられる。

EP2では、なんとか師匠として、アナキンを育てる。

EP3では、暴走したアナキンを師匠として倒す。

EP4では、アナキンの子、ルークを20年見守り、そして、彼に道を示して死ぬ。

EP5,EP6では、フォースの一部となって、ルークを見守る・・・。

なんと、控えめな男なのでしょうか! 大義の為なら他人の為に生きることが出来る。

そんな男なのです。

そして、彼、強いんですね。

ダースモールを倒し、そして、

のちに最強の暗黒卿ダースベイダーとなるアナキン・スカイウォーカーも倒しちゃう。

そんな男なのに、ルークをかげながら見守り、

辺境の惑星で、その生涯を終えようとする。

20年の歳月を経て、「これは、お前の父親の使っていたライトセーバーだ」

そう言って、ルークにアナキンのライトセーバーを渡す。

やぁー・・・かっこいいな!

そんな、オビ=ワンの株が爆上がりしたスター・ウォーズ展でした。

おわり。





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「オデッセイ」観ました。

なかまくらです。

「オデッセイ」観てきました。



あらすじ

火星探査に来ていたアレス3の乗組員マーク・ワトニーは、

砂嵐に巻き込まれ、死んだと判断され火星に取り残された。

ところが、幸運にも生き延びていたのだった。

残されたのは、最長30日の滞在用に作られた居住用の施設のみ。

死んだと思われているから、救援は来ない。

唯一の希望は、4年後。次の探査船アレス4が来ることくらいだ。

4年間分の食料はもちろんない。

ないなら、作る! 唯一持ち込んでいた真空パックで保存されていたジャガイモ・・・。

火星の土でジャガイモを栽培することを試みる。

同時に、アレス4の着陸地点まで行く計画を立てなければならない。

そして、もうひとつ。孤独や不安との戦いでもあった。

彼は、無事に生きて地球に帰ってくることが出来るのか!?



みたいなお話でした。

要は、火星に取り残されて、サバイバル・・・みたいなお話。

そんなの、面白いに決まっているじゃないかっ!

私は、そういうの大好きなんですが、公開初日は回避したのです。

というか、1週間くらい待ちました。なぜって?

リドリー・スコット監督なんですよね。

ええとですね、「プロメテウス」という映画がありましてね。。。

人類の起源を探るために、別の惑星の遺跡に行くんですよ。

そこでね、虫みたいなエイリアンに襲われて子どもを孕まされて、

自分で、自分を手術して子どもを抉り出して、殺すんですよ。

思い返すだけで、怖かったわぁ・・・(笑

その、リドリー・スコット監督なので、まさか・・・

また・・・と思ってもおかしくないでしょ?

火星で遭難。実は、火星には未知の生命体がいて、それに襲われていて・・・

みたいな展開じゃないかと疑ったんです(笑

ちがったよ。

ロビンソンクルーソーみたいなお話でした。

やっぱり、手術はしたんですが(笑)、

まあ、そこは譲れないポイントだったんでしょう(苦笑


人間の敵は出てきません。創意工夫で、危機を乗り越えて、

生き延びる。

こういうの、大好きなんですよねぇ。

15少年漂流記とか、ロビンソンクルーソーとかさ。

そして、科学の要素も大きくて、ワクワク、爽快な面白い映画でした。

おわり。





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