1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」観てきました。

なかまくらです。

珍しく公開2日目にして、観ました。待てなかったんですね~。

「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」観てきました。

※ネタバレ注意。




あらすじ

パルパティーンが復活し、カイロ・レンが率いるファースト・オーダーに

シスの信奉者の軍勢が加わるという事態になる。

スターデストロイヤーが星を一瞬にして破壊し、

レジスタンスにもはや打つ手はないように思われた。

レイは、かつてルークが断念した、

シスの軍勢が潜む未知の星系への道しるべを探して砂漠へと降り立つ。

かつてハン・ソロの悪友だったランド・カルリジアンの助けもあり、

レイはついに、その鍵を手に入れる。

そこにカイロ・レンが現れる。

そして、レイに、恐ろしい事実を告げる。

レイこそが、皇帝パルパティーンの孫娘なのだと。

レイの両親は、レイに自由に育ってほしいと願い、帝国から離れた場所に、

レイを預けたが、そのまま皇帝に殺されてしまったのだった。

レイは、自身の強いフォースの力(稲妻が走る)を不安に思っており、

自身の出自を知りたいという弱みに付け込まれようとしていた。

カイロ・レンに追い詰められるレイ。

しかし、レイは逆に問い詰める。

父親であるハン・ソロを殺したことが忘れられないのではないか。

カイロ・レンではなく、ベン・ソロとしての自分がまだ残っているのではないか。

レイとカイロ・レンの戦いはレイの勝利に終わるが、レイは、フォースを使って、

カイロ・レンの傷を治すのだった。

そして、カイロ・レンのタイファイターで、ルークと同じように隠居の道を選ぼうとする。

そこに、ルークの精神体が現れ、ルークとレイア、2つのライトセーバーを託すのだった。

かつてルークが乗っていたX-ウイングに乗り込んだレイは、

未知の星系を目指す。

それを目印に、レジスタンスも最後の総攻撃に打って出る。

しかし、圧倒的な戦力差の前に、無残に散っていくレジスタンス。

パルパティーンは、レジスタンスの仲間の命を人質に、

自分を殺し、レイに帝国を継ぐことを強要する。殺すことにより、魂は引き継がれるのだ。

到着するベン・ソロ。二人の共闘により、パルパティーンを倒すのだが、

ベンは力尽きて、消えてしまう。

レジスタンスの奮闘を見た宇宙中の民間船が加勢に加わり、

シスの戦艦も次々と撃沈されていく。

こうして、レジスタンスが勝利し、シスの帝国は今度こそ滅ぼされるのだった。

レイは、ルーク・スカイウォーカーが生まれ育ったタトゥイーンの生家に、

ルークとレイアのライトセーバーを埋めた。そして、黄色いライトセーバーを一本持つのだった。

そこに通りがかる現地の住民。あなたは?

と聞かれ、「レイ」と答える。下の名前は?

と聞かれ、「レイ・スカイウォーカー」と答えたのだった。



というお話でした。

スターウォーズの3部作の締めくくりだけあって、おおむね満足の出来でした。

ポー、フィン、レイを中心に帝国との戦いを見事に描き切りました。

光と闇に分かれて、闘ってきた二人のフォースの使い手、

レイとカイロ・レンの戦いも終止符が打たれて、最後は共闘するのもベタですが、熱い。

こういうのでいいんだよ。

続編としては、かなり良くできていたのではないかと思います。

正直、1作目、2作目で、カイロ・レンに魅力がなくてどうするんだ!?

と思っていました。キレて周りに当たるし、

それでいて、ライトセーバーを持ったばかりのレイやフィンと闘いになっちゃうし、

あの頃、私たちが憧れたクワイ=ガン=ジンやオビ・ワン=ケノービといった

優れたジェダイのような剣技は全くと言っていいほど失われてしまったのだな、

と感じました。まあ、正直、ルークに伝わっていなかったとも言えますね。

その弟子であったカイロ・レンが

ジェダイの剣術を知らないのはやむを得ないとも言えますが、

それにしても、いいとこねーな! と思っていたわけです。

・・・見くびっていましたね。

カイロ・レンがいなければ、このシリーズは成立しなかったでしょう。

なんでお前、いつのまにこんなに味のあるキャラクターになってたんだよ!?

というかっこいいキャラになっていました。

父親を殺すほどの怒り。上官スノークを殺す怒り。

怒りを露にするキャラクター性は、EP3のアナキンのようでした。

しかし、父親を殺したことをカイロ・レンは後悔していた。

その葛藤を経て、ダークサイドに一度は落ちてしまったカイロ・レンは、

成長して、ライトサイドに戻ってくることができた。

カイロ・レンの成長としてもこの物語は見られるんだな、と。

でも、罪は消えないから、あそこでカイロ・レンがベン・ソロとして死ぬ。

レイア・スカイウォーカーの意思は、ベンに受け継がれ、

ベンがレイに与えたフォースによって、レイにスカイウォーカーの意思が受け継がれていく。

ラストシーンはそんなことを言っているのでしょうね。

公開当時、EP1は好きでしたが、EP3は退屈だなぁ、と感じました。

けれども、後から観てみると面白かったりしました。

今回はどうでしょうか。

また観てみようと思います。


おわり。







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