なかまくらです。
五龍世界Ⅱ WOOLONG WORLD 雲谷を駈ける龍 を読みました。
あらすじ
妓女の碧耀は、ある時落籍(客に買い取られる)して、嫁ぐことになる。
しかし、それは決して明るい未来とは言い難い。たいていの場合、そういったお金持ちには本妻がいるからだ。
ところが、碧耀を運ぶ一行は、山賊の襲撃を受け、碧耀はある山麓の村に逃れた。
その村では、鉱山からの鉱毒による被害がでて、非難の声が上がっていた。
碧耀は、そこで自分と同じ妓女だった老婆に出会う。
そして、彼女の生き方は変わろうとしていた。
みたいな感じ。(いつも以上にテキトウですみません _ _ )
この作者の話はだいたい女の子が頑張る話。
でも、周りの男女の味付けがよくて、読んじゃう感じです。
中華風ファンタジーで、呪いとか、龍脈とかそういう感じの世界観。
二巻は前回脇役だった妓女の碧耀が主役。後戻りはできない展開の作品というのはドキドキしますね。碧耀よりも、脇役がキラキラ。
ちょっと物語の身近さ(視野の狭さ)と世界のうねりがうまく結び付けられてない感じがして、作者の意図通りには進んでないような。とりあえず、次巻も待ちます、ええ。