//1cm3.mamagoto.com/%E6%BC%94%E5%8A%87%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8/%E5%BA%83%E5%B3%B6%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%BC%94%E5%8A%87%E5%9B%A3%E5%B9%B3%E6%88%9022%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E5%85%A5%E5%AD%A6%E7%94%9F%E5%8D%92%E6%A5%AD%E5%85%AC%E6%BC%94%20%20%E5%8A%87%E5%9B%A3%E3%81%AF%E3%81%9F広島大学演劇団平成22年度入学生卒業公演 劇団はたふた 『 ロッカールームに眠る 僕の知らない戦争 』 を観てきました。 ~後編~
<前編からの続き>
さて。
舞台ですが、全体としては、なんだかすごく安定感のある舞台だったなぁ、というのが印象でした。
一回しか観ていませんが、きっとそういう動きが決まっていて、そうやって動いた感じ。位置取りとかもね。
アザレアの広さで練習するチャンスなんてなかなかないでしょうから、役者さんがそうやって魅せられる力をつけてきたんだろうな、と思います。
舞台は、わりとシンプルな感じで、イントレの高さが栄えていました。そういえば後ろにパネルがなかったような・・・?
照明も綺麗で見やすかったです。
役者は、
タモツくんを演じた藤田くんが、卒業公演2回目の主演ということで、よく頑張ったと思います。
全編を通してほとんどでずっぱだったし、非常に好演で、集大成、という感じでした。満足でした。
妹の四つ葉を演じた森岡さんという子が、これまた好演でした。やーよかった。彼女の存在が、タモツくんの行動に対して「おい何やってんだよタモツ!」ってな感
情を沸々と私に沸かさせてくれました。学祭でパンダと戦った子だよね? これからが楽しみですね。^^;
それから、肝っ玉母ちゃんを演じたのが、誰だろう? と思って後からパンフを見返したら、気が付いたら妻役ばかりやっている木邨さんでした。
今回は、母ちゃん役でしたが、爆発していました。ふっ切れた感じの演技は楽しそうでした。
純子さんは、上手いんだろうけど、ちょっと表情が読めなくて苦手なタイプの役者さんでした。これから頑張って。
押目さん、白井くん、村田くんは安定の域に入っていました。安心してみていました。
押目さんがスカートはいて(女子っぽい役で)登場したので、おおっと! と思いましたが(失礼)、ちゃんと女子でした。
今回の中で女子の代弁者みたいな役でした。お疲れ様でした。
白井くんは無口で思索家みたいなキャラをやらせたらかっこいいですね。本人ははっちゃけたいんじゃないかって思いますけど(笑)。
白井くんも卒業ですか・・・、最後まで頑張りましたね。お疲れ様でした。
村田くんは、純粋な目で見れない子になっていました。その笑顔の裏があるんじゃないかって勘ぐってしまうような。
いや、私が演出したときの卒業公演でも、やまぶきくんをお願いしなかったのは、やっぱりそこに所以があったわけで、
今回の役だとそれがよい方向にでていたかなぁと。けれども、真顔がもうちょっと怖い雰囲気あるほうがいいなぁと思います。
村田くんは侍でお芝居続けるのかな? 大学卒業できたのかな? どちらも頑張ってほしいと思います。
あとは沢山いすぎて、その他沢山、と言う感じでしたが、
もうちょっとコメディーならば(学習図鑑みたいに)、俺が俺が! と出張ってもいいのかもしれませんが、
雰囲気を崩さないようによくよく演じていたと思います。
それからこれだけの人数を演出した山田さん、本当にお疲れ様でした。衣装もたぶんものすごく大変だったろうなぁと思います。
そういえば会えずじまいだったけど、やっぱり卒業公演になった毛利さんあたりも頑張ってくれたのかな、と思います。
まあ、毎年の事ですが、卒業公演はカツカツのスタッフと、カツカツの役者で、
役者の数も多かったし、今年もやっぱりカツカツだったんじゃないかなぁなんて想像するわけですが、
それを感じさせないよい卒業公演が見れました。
今年の卒業生が、私が4年生のときに一年生だった子らだったわけで、私の代の卒業公演に出てくれたあるいは、演出を手伝ってくれた子らが
卒業していくわけで、時の流れの速さを感じますね。
これからまた、それぞれの舞台で頑張っていってほしいなと思います。
お疲れ様でした。
[1回]