なかまくらです。
大阪ABCホールにて、劇団イキウメ「語る室」観ました。
なんともまあ、ダブルヘッダーだったんですね^^。
ある小さな町で、バスの運転手と3歳の園児が失踪した。
決死の捜索が行われたが、見つからなかった。それから5年。
一人の霊媒師が交番を訪ねてくる。
霊媒師は、未来から来た男と出会っていた。
それぞれが、少しずつ語ることから、事件の全貌が見えてくる。
そんな物語でした。
あのですね、面白かったです。
物語っていうやつは、何かを解決しようとするのに、
このお芝居は、こう、うまく伝えられないものを、そのままに終わるんです。
思わず、ああっ・・・って言いたくなっちゃった。
うまく言えない独特の余韻を残していて、しびれました。
突拍子もないお話なのに、それを支えるリアリティがある。
良い舞台でした。