なかまくらです。
「ONE PIECE FILM RED」観ました。
なんというか、ようやく観ました。
音楽映画、と聞いていて、劇中で何曲もフルで歌う、と聞いていたので、
それは、話が薄味になりそうだな~~と思って、
敬遠していたのでした・・・が、まあ、ついに見たのでした。
あ、主題歌はかっこいいですよ。
⇒
【Ado】新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED) (youtube.com) あらすじ。
映像電伝虫で、一躍有名になったウタが、初めての生ライブを開くということで、
世界中からファンが殺到した。その国はかつて音楽の国として栄えたが、
海賊によって滅ぼされたとされていた。
ルフィ達、麦わら海賊団も、そのライブに来ていた。
ウタが歌うのを見て、ルフィはその正体が、かつて赤髪海賊団のシャンクスと
ともに故郷のフーシャ村を訪れていた少女と一致することに気づいた。
ウタは、なぜ、赤髪海賊団を離れてしまったのか。
ウタのライブが進むにつれて、ウタが海賊を嫌い、海賊に苦しめられてきた、
世界中のファンたちを、嫌なことが何もない、夢の中に構築した「新時代」に
閉じ込めようとしていることが明らかになる。
潜入していた海軍や、世界政府の諜報員、海賊たちも協力し、
なんとか、その野望を阻止しようとするのだが、ウタの能力は、
夢の中と外とから、同時に干渉する必要があった。
外に残されている人はいるのか・・・。
ルフィは信じた。きっとシャンクスが来る・・・と。
という感じのお話でした。
思ったよりも、お話の骨子はちゃんとしていて、物語として楽しめましたし、
これまでの、出会って、敵のラインナップがそろって、こちらの海賊団のクルーと
対戦表を組んで戦う! みたいな、テンプレのストーリー構成でなかったため、
展開が読めず、まあまあ楽しめました。
SNSで流行した歌手が、どうなりたいのか、とか、
何を考えているのか、とか、
そういう、現代の若者の突拍子のなさのようなものを描いている感じが出ていて、
リアリティを感じました。それがONE PIECEという漫画において、
アリなのかどうかはさておき、こういうところから、新しい作家が生まれてくると思いますし、
野心的で良かったんじゃないかな、と思いました。
おわり。