なかまくらです。
「記憶にございません!」を観ました。
支持率が2.3%という内閣の総理大臣は、石を投げられて記憶喪失に。
秘書官たちはそれを利用して自分の思い通りにしようと初めは思うのだが、
記憶をなくして、真っ正直な人間に生まれ変わった総理の姿に、
秘書官も、アメリカの大統領も、スキャンダルを狙う記者も、
真摯な思いを取り戻していく。
記憶を失う前にしでかしたことを一つずつ清算し、
いざこれから! というところで映画は終わります。
コメディ映画ですが、一人の男とそれを取り巻く周囲を丁寧に描いた感じの映画でした。
コントとかじゃなくて、演劇っぽい感じ。
楽しめました。三谷幸喜、迷走は少し抜けたのかも?
ギャラクシー街道といい、清須会議といい、微妙だったので。
ただ、テレビでいいかなぁ、という感じもするので、
ザ・マジックアワーとか、ステキな金縛りの頃が好きだったなぁという私は、
そういう作品をまた待ってみることにします。