なかまくらです。
「海獣の子供」観ました。
あらすじを説明することすら難しい(笑
琉花は、ハンドボール部の仲間とうまくいかず、
部活への参加を禁じられてしまう。
琉花は、離れて暮らす父のいる水族館へふと行ってみることにした。
その水族館で、不思議な光る魚を目撃する。
それから琉花には不思議なことがいろいろと起こる。
ジュゴンに育てられた「空」と「海」と出会ったり、
「空」に隕石を託されたり、「海」がおかしくなってしまったり。
すべては大きな流れの中に巻き込まれていく過程であり、
海では、誕生祭と呼ばれるものが行われようとしていた。
海の生き物たちが集まってくるのだ。
「海」を追っていた琉花は、隕石をその場所へ運ぶ役割を果たすことになるのだった。
誕生祭は終わり、「空」も「海」ももういなかった。
琉花は、夏休みの前に喧嘩したハンドボール部の仲間と和解して終わる。
という・・・この、全然映画の良さを伝えられないあらすじなんですが・・・汗
まあ、簡単に言いますと、やられたっ!! って感じでした。
久しぶりに、生きることについて、突き詰めようとした作品に出会えました。
私もこういうのを書こうとしてたんですよ。今書いてるんですよ。
やられた。後世に残っていってほしい。
っていう感じ。
でも、言葉にするのは難しい。だから、物語にするのだし、
物語のすべてを通して、輪郭をおぼろげに描いて終わるような、
そんな絶妙な按配で、なんというか、すごい満足感でした。