なかまくらです。
追いかけていた漫画『星屑ニーナ』が完結しました。
全4巻。4年間で完結。
始まった時から追いかけていて、気が付いたらもう4年ですか。
始まった頃の私は大学3年生ですか、そうですか。
あの頃に今を想像することはできなかったなぁ。
この漫画はタイムスキップコメディー。
星屑と名付けられたロボットは、女子高生のニーナに拾われる。
星屑は電池で動くロボットで、電池があればいつまでも生きられる。
電池がなくなると記憶のメモリーも消えてしまう。
ニーナはタイへーさんと出会って、仲良く暮らして天寿を全うして死ぬ。
あれ? 終わりじゃん! 星屑ニーナ終わりじゃん!
と、思っちゃう。けれども星屑はロボットだから年を取らない。
2巻で星屑はルイ君と出会う。ルイ君は映像のニーナさんに恋をする。
3巻ではルイ君たちはもういなくって、娘のピッピの物語。
そして、4巻ではちゃんと星屑とニーナの話に帰ってくるのです。
時間はどんどん進んでいって、
魚とバイクはいつも空を飛んでいる。
ふわふわとした未来感覚は、私を虜にしました。
誰もが誰かに恋をして、幸せになるために頑張って、
そういうのが連綿と繰り返されて、人間は生きていくんだなぁ。そんな風に思いました。くそぅ。
とにかく、何がいいかってなんとなく、とっても素敵なお話でした。
最後はタイへ―さんがちょっと可哀想かなぁ、なんて思いながらも、
星屑とニーナのお話だったんだなぁ。
なんて思ったりしつつ、
そうか、「思った時間が愛するということ」なんてことなんだそうなんだそうか。
なんて思ったりしつつ、
心地よい余韻の中に浸っていました。浸っています。
人を選びますが、
私は好きな作品でした。