1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

本棚の誘惑

なかまくらです。

本が・・・。


ぐっちゃぐちゃ。

人は言います。

「本は、本棚に入らなくなった分は売り払う非情さを持つべき」だと。

でも、私がかつてどうなったか・・・そう、

本棚を増やしました。

それはだめだ。いずれ、私は引っ越す身。。

だから、本棚は大荷物になってしまう。

そこで、こうなるわけです。



・・・背表紙を上に向ける作戦!

・・・うん。本、買い過ぎないように気を付けます。





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気柱振動のおもちゃ

なかまくらです。

私ね、100円ショップ好きなんですよね。

なんでって、こういうおもちゃがあるから。



縦笛の中に水がためられるようになっていて、この水を抜いていくと、

次第に音が低くなっていくというおもちゃですね。

音の高さは、その音の振動数によって決まっています。

振動数が高ければ、音は高く聞こえ、低ければ音は低く聞こえます。

人間の可聴域は20Hz~20000Hzだったかな。

この、振動数というやつは、(音の速さ)/(音の波長)で求めることが出来ます。

そこで、音の波長を求めたいわけですが、通常、高校物理では、

以下のように求めます。



水面が下がっていくと、あるところで、定常波(時間が経過しても進行しない波)

が出来ます。このとき、音は大きくなるのです。

次に、水面をさらに下げていくと、再び音が大きくなる場所があります。

このふたつの音が大きくなる位置の差は、1波長(λ)のちょうど半分に等しいのです。

そこで、ふたつの位置の差をLとすると、波長λ = 2L と求めることが出来ます。

しかし、実際はどうでしょうか。

本当に、リコーダーで音は大きくなったり小さくなったりするのかな?

やってみると、まったくもって、そんな風ではないのです。

これは、単純に、上の説明は、音源が単一の振動数の音のみを出してくれるからでしょうね。

そうではない場合には、振動数は、様々な音が含まれていて、

そのうちから、もっとも、筒の音が大きくなる振動数(固有振動数)に一致している

音だけが生き残るんじゃないかなと、予想できますね。合っている・・・かな。

ああ、やっぱり物理は面白いものです。





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すきやき

なかまくらです。

電気鍋、超便利。でも、そろそろ今年は納め時かなぁ。

すき焼きうまうま。


汁も勿体ないので、おじやにでもするのです。

冷凍しておけば、うどんも食えるしね。

棄てる手はない。





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ポテト-チャップス

なかまくらです。

ポテトチップスに、抹茶・・・?



無類の抹茶好きとしては、見逃せなかった。

そんなわけで、購入&開封!



ふむふむ、なるほど。

ポテトチップスに、抹茶チョコレートをアレしてるわけだ。

掛けちゃってるわけ。

うーーーんーーー、これはな~~~

量も滅茶すくないしなぁ・・・(うまいことを言おうとしている

あ、でも美味しい。あれ、なんだか妙においしいぞ・・・!

そんな感じのポテチでした。

でも、ポテチはしょっぱいほうがおいしいかな(笑

ポテチコーナーを覗くとき、私はすべからく、しょっぱいものを求めているのよね。





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野田地図第20回公演「逆鱗」を観てきました。

なかまくらです。


野田地図第20回公演「逆鱗」を観てきました。ネタバレ注意。



ある男が、電報を届けに来る。

水上水族館では、見つからない人魚の代わりに、人間の人魚を募集していた。

そこに、人魚だと名乗り出るおかしな女が現れる。

ところが、電報を届けに来たはずの男は、本物の人魚を見つけるために、

潜水士としての訓練をすることに。訓練の最中、男は人魚の世界に紛れ込む。

人魚は、人間が勝手に作ったものであり、人魚の生態と言うものは、

親より先に子が死ぬ、というものであり、死生観が違うのだ。

やがて、人魚を見つけだした人間であったが、水族館は寂れるばかり。

そこで、今度は、47人の潜水士を募集するという。

電報を届けた男は、流されてきてしまったのだ。

潜水士には、酸素を送る管が付いている。それは、川鵜のようであった。

その綱を握っている男達は、人魚を見つけたとき、恐ろしい行動に出る。


というお話。

端的に言いますと、「キル」みたいなお芝居でした。

ちょうど、これにまつわる小説は読んだことがあったので、

それにまつわる物語であることがわかったときに、すっと溶け込んできて、

それまでのいろいろなパーツがすごい勢いで組み合わさりはじめました。

楽しい体験でした。

最初に届けに来た電報、あれはきっと届かなかったんでしょうね。

はじめのほうで、海の底に消えてなくなってしまったのだから。

ふと、思うのは私たちというのは、国というものに繋がれていて、

でも、好きなように魚を食べているように思われますが、

税金を払って、消費をして、社会の中で良いように一員となっていて、

一匹の鵜に過ぎないのではないか、なんて、考えちゃいますよね。

自分一人で考えて、私は答えを出しているのだろうか。

たくらんだ人が、最後に出てこないのも後から思うと、印象的ですね。

タイトルにもなっている逆鱗とは一体なんだろうな、と考えてみたものの、

これについては、なんだろうな、うまく表現する言葉が見つかりません。

逆鱗は、人間の遡ろうとする時間が塩になったもの、、、と作中では

そんなふうに言っていますが、人魚は逆鱗を食べるとも言っていますが、

ここに、すっぽりとおさまる言葉がうまく見つからないのです。

死んでしまった哀しみ、いや、死んでしまうという哀しみや、無念、、

うーん、そんな言葉なら思いつくのですが。

他に観た人は、どんな印象を持ったのでしょうか。


さてさて。

役者さんは、もちろん上手だったわけですが(笑)、

松たか子うまいです。瑛太もめっちゃうまい。この二人を中心に据えるわけだ。

印象に残る演技でした。身体の使い方もだと思いますし、

ちょっと長い台詞もうまーく会話のようにしゃべるし、

なんなんでしょうね、これ。


終盤に気づいたのが、井上真央と野田秀樹。

あれ、そういえば、ふたり、出てるって書いて無かったっけ??

と思って、意識して観てみると、ああ、この役の人かと。

まあ、化粧とか衣装で分からないってのはあったかな、と思いますが、

ものすごくすごいのかどうかはよくわかりませんでした。

他の人でもよかったのかな、って。

あ、野田秀樹が、一旦、すっと下がって距離をとるところの演技はすごい好きでした(どこだよ)。


舞台美術は、はじめはほとんど何もなし。

後ろが、スケートボードのコースみたいに、なめらかに湾曲しているくらい。

その広い舞台に、ものを運び込んで、

きらびやかなセットが目まぐるしく変わり、現れてくる。

いやあ、すごいものでした。

泡の表現、人魚の幻想的な表現は、初めてみるものでした。

きっと、これから、誰かが真似していくんでしょうね。


そういう、表現の最初の最初を生み出す人たちがいるってこと、

それに感嘆するしかありませんでした。


絶対また見に行きたいですね。

おわり。






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