なかまくらです。
「イミテーションゲーム」観ました。
第二次世界大戦で、ドイツの暗号エニグマを解読した
イギリスの天才数学者アランチューリングの実話を映画化した物語。
アラン(ベネディクトカンバーバッヂ)は天才数学者。
彼は、イギリスの情報局に呼び出される。エニグマを解くためのチームの一人として。
しかし、彼は他人とうまくやれなかった。
学生の時からそうだったのだ。
しかし、彼にはアイディアがあった。クリストファーと名付けたその機械は
理論上は、159億通りある暗号パターンを解読し、暗号のカギを見つけ出せる機械
となるはずだった。
彼をリーダーとしたチームに再編成され、それに際して、
数学的能力に優れた人物を集めた。その一人がジョン(キーラナイトレイ)だった。
ジョンは、なんとアランよりも数学的な能力に秀でていたのだった。
なんとしても彼女を引き入れたいジョンは、そしてその勧誘に成功する。
そして、二人は次第に恋に落ちていく。
アランには秘密があった。アランは同性愛者で、他人と違うことに悩んでいた。
学生のころからそうだった。学生時代にはいつも隣にクリストファーがいた。
しかし、当時のイギリスで同性愛者は犯罪だった。
アランはけれどもジョンのことは愛していたのだ。
しかし、アランに危機が迫る。弱みを握られ、諜報員として働かなければならなくなる。
暗号解読器クリストファーは完成するが、アランはジョンと別れることにした。
エニグマの情報を解読していることを敵に悟らせずに、情報を使い、
少しずつドイツを劣勢に追い込んでいき、イギリスを含む連合軍は、
ついに戦争に勝利する。
それからしばらく時間がたって、アランは同性愛の容疑で逮捕される。
自宅にはさらに進化したクリストファーがいて、
それを取り上げられることを恐れていた。
アランはそして、41歳で自殺する。
・・・というお話でした。
物語として、すごい盛り上がったりしないのですが、
とにかくキーラナイトレイが美人ですね。
スターウォーズでアミダラ女王の影武者もやっていたし、
パイレーツオブカリビアンでもヒロインをやっていました。
ベネディクトカンバーバッヂの天才役もはまり役でした。
そして、チューリングといえば、
チューリングマシン。コンピューターの原型となったものです。
その産声を感じて、わくわくする映画でした。
おわり。