なかまくらです。
小野不由美さんの十二国記シリーズ、yomyom2009年10月号に載った「落照の獄」を読みました。
一応、世に出たものの最新です。70ページくらいの中編という感じでした。
お話の舞台は柳国。
法治国家として安定した国であった柳国に、異変が起きているらしい。
人心が荒れ、凶悪な犯罪が起こるようになっていた。
柳国には 死刑を停止するという王の出した国の方針があった。人は教化出きるはずだ、と。
しかし、凶悪犯はあざ笑う。
死刑制度ひいてはこの社会の仕組み、ありかたに真っ向から 挑んだ力のある作品でした。
あらためて、小野不由美おもしろいな、と実感。
長編でないかな~