なかまくらです。
「自分で動ける 部下の育て方 期待マネジメント入門」読みました。
自分の部下に正しい期待をかけることができているだろうか?
どのように期待をすることによって、部下が最大限にその力を伸ばし、
成長していけるのか、について書かれたノウハウの本です。
VSS(ヴィジョン・ストーリー・シナリオ)メソッド
v:部下とすり合わせて、ゴールを設定する。
S:ぶつかるであろう困難とその解決を含めたゴールするストーリーを作る。
S:ゴールするための演出(声掛け・支援)を考えておく。
簡単に言うと、こんな形ですが、このストーリーを作るためには、
その人らしさを見つけることが必要。
その人らしさというものは、数学が得意!とか、そういうことではなく、
なぜ数学が得意なのか・・・その奥にあるその人の個性のことである。
この個性をストーリーに組み込むことで、自分らしくできたと満足できると言います。
この方法によって、
著者が早稲田大学ラグビー部を全国制覇に導いた実例がいくつか載せてあります。
この著者の方が語るメソッドを実現するには、部下のことをよく見ること。
よく想像・想定することなどが必要になります。
それが難しいんですけれども・・・、
何度も読み返して、自分もそのノウハウを身につけたいな、と思える本でした。