名嘉 枕です。
タイトルをつけるのって、異常なまでに難しいですね。
特に、音楽のそれはそう。
小説はわりと、多少長くても許される感があります。
シャーロックホームズの冒険とか、ハリーポッターとアズカバンの囚人とか、
ロードオブザリング二つの塔とか、
長いよね。でも、日本文学と言われるようなのは、やっぱり短いものが多いような気もしますが。
こころとか、草枕とか、人間失格とか、羅生門とか。
このね、単語というやつは、痺れるんですよね。
その言葉が、曲を聴いてる中で、浮かび上がってくるようなそれであると、
もう、痺れちゃう。
だから、そのタイトルは割と平易な言葉で、誰もが、その言葉にある程度、
風景イメージを持っているようなそんな言葉が良くて、それでいて、
広すぎない言葉、味わいのある言葉。そんな言葉があれば、ぜひタイトルにとなるわけですよね。
難しいな、非常にね。
でも、だから面白いんですけどね。