なかまくらです。
先週の土曜日に、演劇集団キャラメルボックス「鍵泥棒のメソッド」観てきました。
内田けんじ監督による映画が原作で、当時大学生だった私は観に行きたかったものの、
都合が合わず、いつの間にか終わってしまっていたために見逃したという思い入れ(?)
のある作品。
それをキャラメルボックスさんが舞台化するというじゃあないですか。
これは観に行かねば! というわけで、観に行ってきたわけです。BLACKを観ました。
あらすじ
売れない作家で役者の桜井は、自殺に失敗し、銭湯に。
裏の社会でもピカいちの殺し屋コンドウは、仏さんを処理し、銭湯に。
事件は起こる!
襲来する石鹸に、すってんころりん!
桜井が気が付くと、身体が入れ替わっていた!
桜井はとっさにコンドウの荷物を手に取りその場を後にしてしまう。
一方コンドウは、桜井の身体で記憶喪失になっていた。
桜井(コンドウ)はその持ち前の几帳面さで働き、桜井の肉体でうまく生きていく。
恋人もできて、結婚を考えだしたころ、記憶が戻る。自分は殺し屋だったのだ!
一方、コンドウになっていた桜井は、殺しの仕事を引き受けた挙句、
その持ち前のへたれさで、殺されそうになっていた。
再会を果たした桜井(コンドウ)は言い放つ。
「助けてやる。ただし、お前の人生、このまま俺がもらうぞ!」
二人は無事にハッピーエンドへたどり着けるのか!?
というようなお話。
なかなかに面白かったです。
次は一体どうなっちゃうんだろうっていうわくわくと、
張り巡らされた伏線。
殺し屋の思い出した時の豹変! 殺し屋になった作家のへたれ具合!
詰め込まれた面白さが順番に爆発していくたびに引き込まれていきました。
始まりは、ちょっとわかりにくかったわけです。ん? どうなったの?
事態を飲み込むまで、15分くらい置いてけぼりだった感がありました。
そうこうしているうちに、なんか、ヒロインぽいの出てくるし!
混乱をきたしましたが、だんだん、理解が追い付いてきて、あとはただただ面白かったです。
またお芝居観に東京行きたいなぁ~。
おわり!