2週間くらい前ですか、
「MONSTERZ」観ました。
藤原竜也、山田孝之、石原さとみ
って、豪華なメンバーですな!
という印象。
あらすじ
全てを人間を操ることのできる能力を持った”男”がいた。
幼少時代に、父を殺し、
母を殺さないために、母の下を離れた。
それから、どうにかして、20年を生きていた。
誰にも知られず、生きていた。金に困れば、銀行周辺のすべての人間を操ればよかった。
そうすれば、金は手に入った。
男は金銭的にはそう悪くない暮らしをしていた。
幼い頃、男は右足を引きずっていた。その右足は、
20歳を超えた現在、すでに太腿の辺りまで壊死しており、
無理な能力の使用をするたびにその壊死はどんどん進んでいた。
男はあるとき、見つけてしまう。
自分の能力が効かない男の存在。さらに、その男は大抵の傷ならばすぐに治ってしまう
化け物であった。
男はその男――田中終一に執着し、田中終一の大切な人を殺してしまう。
田中終一は、”男”を”止める”。”男”は田中終一を”殺す”。
お互いにお互いを追いかけていく。
***
というようなお話。
まず、CMを見たときに思ったのが、
これ、アレだ。『バクマン』の中に出てくる作中作「リバーシ」ぽいな、
ということ。『バクマン』というのはジャンプで連載されていた、
ジャンプで人気の作家になるぞ! という漫画で、その中で、
人気を勝ち取った漫画が「リバーシ」という漫画。
白い悪魔と黒い悪魔がいて、黒い悪魔は人を洗脳して破滅に導こうとする。
白い悪魔は人の洗脳を解けば、人は自然に破滅に向かうとして、洗脳を解こうとする。
それぞれが、人間に加担し、悪魔の代理で戦いが起こる・・・。
みたいなお話。これに似てそうだなって。藤原達也は、『バクマン』の作者の前作『デスノート』の映画版にも出ていたし。
で、結論としては、ほとんど似てなかったです。
キャストはなんか、GANTZみたいだなぁという印象。後から調べると、
何人か出ていますね、やっぱり。
こういうのが好きな役者さんがいて、選んで出ているんですかね?
話も、案外よくできていて、
一番、良かったのは、”男”が、なぜ終一にそこまで執着してしまったのか一切語らないまま、
終わったこと。
これに尽きます。
まあ、なかなか面白かったです。