なかまくらです。
映画「アニー」観てきました。
ミュージカルとして人気のアニーをミュージカル映画に仕上げたものです。
あらすじ。
アニーは、ひねくれた里親ハニガンのもとで、5人で暮らしていた。
アニーには、日課があった。昔、両親が自分を捨てたという喫茶店。
その店では、金曜日の限定メニューがあった。そのメニューを注文するために、
両親がまた訪れるかも知れない。顔も覚えていない両親だけれども、
会ったらきっと分かる。そう信じて、金曜日は、喫茶店の終わる時間まで外で待つのだ。
里親の女ハニガンは、歌手になりたかった。しかし、夢叶わず飲んだくれとなり、市からの補助金ほしさに、里親を引き受けているのだった。子供たちへの扱いは決していいものではなかった。
スタックス社の社長・スタックスは、市長選に出馬していた。その目的は、自らの会社の発展。ところが、スタックスは、大の潔癖性。貧しい人間と触れあうことに嫌悪を抱き、支持が全くのびない。
そんなある日、ひょんな事から、スタックスはアニーを助け、
支持率UPの為に、アニーを6週間の間里親として預かることになった。
そんな中で、スタックスとアニーは互いに心を開いていく。
そして、互いにかけがえのない存在になっていく。
市長選の支持率もぐんぐんと伸びていた。
そんなとき、スタックスの雇われコンサルタントは、アニーの本当の両親をでっちあげ、
支持率をさらにあげる作戦を思いついた。そして、それには、ハニガンも絡んでいた。
感動の再会。しかし、スタックスもアニーも、どこか本当には喜べずにいた。
自分が本当にほしかったものって何だったんだろう。本当の両親?それとも・・・。
アニーが両親と行くときがやってくる。
そのとき、
スタックスの言葉に、ハニガンは、ひねくれてしまった心の奥底にある優しさに気付く。
ハニガンは、偽物であることをスタックスに伝え、スタックスは間一髪でアニーを取り返す。
そんなお話でした。
子供だった頃は、こういう貧しい子が幸せになろうともがく話に自身びっくりするほど、
心を揺り動かされたものですが、案外冷静に見れる歳になったようですね、私も。
まだ小さなアニーが明日はきっといいことがあるさと歌って、毎日希望を捨てずに生きている姿が健気で良かったです。
そんな姿に、大人たちは心を動かされてしまうのですね。
お金はあるけど、心は貧しい大人と、
お金はないけど、心は豊かな子供というのは、よく使われる対比ですね。
王道ですが、まっすぐな言葉にドキッとするよいお話でした。
おわり。