なかまくらです。
ルパン三世、観てきました。
あらすじ
大怪盗アルセーヌ・ルパンの孫。ルパン三世は、
ザ・ワークスという泥棒組織の仕事で、
最古のオリンピックのメダルを盗み出す競争をしていた。
峰不二子、ピエール、ジロー。三人が躍起になっている中、
まんまとお宝をGETするルパン三世。
それを横取りしたのが、マイケルであった。
ルパンの弱点。峰不二子を人質に取られたのであった。
そして、ザ・ワークスの首領ドーソンは後継者を決める。
後継者は、見事メダルを手にした・・・峰不二子であった(!)。
そして、引き継ぎの儀式に際し、扉が開かれる。そこにあったのは、
クレセントハートオブ・クレオパトラ。古代ローマ時代にアントニウスが、
クレオパトラのために造らせたとされたものであった。
そして、マイケルは、それを狙っていたのだ。
マイケル一味が現れ、強奪していく。その最中、ドーソンが撃たれる。
どうして・・・? という顔をする一同。
マイケルは、去り、銭型警部が押し掛ける。
ルパンたちはやむおえず、その場を後にするのであった。
*
ルパンたちは、数日後、再び、ドーソンの邸宅の前にいた。
そして、マイケルの奪ったものを盗み返すと誓う。次元大介、峰不二子、
そして、日本で修業に明け暮れる助っ人、石川五右衛門。
情報のスペシャリスト、ピエール。
組まれたチームで、クレセントハートを追いかけた。
マイケルは、父が盗み出した宝、クレセントハートを完成させるためのルビーを
手に入れるために、大富豪にして、金庫番を生業とするプラムックと闇の交換所にて取引をする。
ところが、全ては彼の掌の上であり、プラムックに仲間も、宝も奪われてしまう。
絶望したマイケルは、それでも、父の敵を討つため、ルパン一味に加わる。
一行は、難攻不落のジ・アークに潜入し、クレセントハートの強奪を試みる!
というようなお話。
んーーー、まあなかなか面白かったです。
キャスティングとしては、
ルパン◎ 次元○ 五右衛門× 不二子△ 銭形△
という感じでした。五右衛門は、なんか、もっと鋭い感じがある人が良かった。
不二子は、普段はもっとおちゃらけた感じのほうが良かった。演技の問題のような気もする。
銭形は、田舎っぽさがなくってなんかそれがいや。
まあ、アニメが好きなだけに、文句も出るわけですがね。
ストーリーは、わりとアニメのお約束を踏襲していて、
○ 一回目のOPの盗みで、ライバル登場
○ ターゲットとなるお宝登場も、敵に奪われる。敵の幹部の顔見せ
○ お宝を巡る人間模様を見せ、ルパンがお宝を奪う動機ができる
○ 敵の幹部との決着をつけ、お宝奪還
というような感じで、なかなか好印象でした。
音楽も前半は、実にそれぞれのキャラクターのテーマに合っていてGOOD。
なんか後半は違う感じでした。
そして、一番よくなかったのは、カーアクション。
カーアクションは、なんか、今までの映画だったらこんな感じでしょ?
というのにとらわれすぎてしまっていて、全然よくなかった。
まあ、邦画にしては、頑張ったほうかもしれないけど、ハリウッドの真似をしすぎ。
見飽きたアクションを見せられた気分にしかならず。
あとは、ルパンが格闘戦をしすぎ。もっと、爆弾とかで、どかんどかんやるイメージだよね。
それでも、全体としては、なかなかよく作られていて、ストーリーも分かりやすいし、
アクションも頑張っていたので、なかなか楽しく見れました。
おわり。