デジモンアドベンチャー tri. 第1章「再会」 観てきました。
全国10館でのみ、上映、ということで、ん~~~~~~~、と思っていたら、
まさかの一か月ぶりのお休み! これは、見に行く宿命・・・。そう、
宿命と書いて、さだめと読む! そんなわけで、横浜まで観に行ってきました。
どんな話かというと、
選ばれし子どもたちが、17才の高校2年生となった頃の物語。
街に電波障害のニュースが流れ、太一の前にクワガーモンが現れる。
そして、アグモン。グレイモンに進化して、クワガーモンを撃退するも、
太一は、その破壊の跡に、あのころとは違う感情を持った。
デジタルワールドの異変。そして、現れるアルファモン。
これから、どうなっていくのだろう。
そんなところで、1章は終わりです。
感想。
んーーーーー、★★★☆☆ 星3つ ってところです。
すごく面白くはない。あの頃の、デジモンを観ることはもうできないのだろうか、
と改めて、感じる出来でした。監督は、元永 慶太郎という人で、
わりと有名な人みたいですね。ヨルムンガンドのアニメの監督なんだそう。
ヨルムンガンドは、面白かったけどな。これは、違う感。
なんというかな・・・。
たぶん、この監督と私では、
デジモンに対する憧れ方が根本的に違っているんだと思いました。
最初に作られたアニメ・・・グレイモンとコカトリモンが戦う。
背景で流れていたのは、ボレロ。飽きることなく流れ続けるボレロの中で、
怪物同士がたたかっている。
その、デジタル化への見えない不安や社会の閉塞感のようなものが、
延々と繰り返される同じフレーズに表されていたように感じたのです。
そういう、思想というか、伝えたい思いというか・・・
・・・そういうものが伝わってこなかったんですよね。
簡単に進化して、オメガモンになっちゃうけど、選ばれし子どもたちの
それぞれの心の情動が、デジモンを進化させるんじゃなかったのかな??
そういう思いが、奇跡を起こし、デジモンを進化させて、道を切り開く。
それが好きだったのでした。
そういうのとは違うかなぁと。
ただ、デジモンというキャラクターを使って、敵を倒したいなら、観なくてもいいかな。
次を観に行くかはまだもう少し考えることにします。