なかまくらです。
『ホビット 決戦のゆくえ』観てきました。
あらすじ
火の竜スマウグは町を燃やしにやってくる。
人々は逃げまどい、領主は財宝を積んで逃げ出した。
捕えられていたバルドは、檻を脱出し、高台に上ると、
父の残した黒い矢を番(つが)えて弓を引き絞る。
スマウグの心臓の辺り、バルドの父が鱗をはがした跡があった。
バルドはそれを狙いすまして打ち抜いた。
竜の死はすぐに中つ国中に伝わる。
竜が集めたエレドールの金を狙って集まってくる。
ドワーフの王、トーリンは、金の魔力に取りつかれていた。
この金はドワーフのものであり、誰にも渡さない。猜疑心にとりつかれ、
共に旅をした仲間たちのことさえ、信じられなくなっていた。
それは、まさに彼の祖父が辿った道であった。
エルフ、ドワーフそして人間がエレドール(はなれ山)を巡って戦いを始めようとしたその時、
アゾグ率いるオークの軍勢が現れる。
オークの軍勢に対して、いがみ合っていた3つの種族は協力して戦い始める。
しかし、王トーリンは動かなかった。王のいない軍勢は押され始め、
やがて大勢が決まろうとしたとき、トーリンは、砦の重たい門を開き、ついに参戦する。
仲間たち、そして、ビルボの言葉についに金の魔力から解き放たれたのであった。
トーリンは、オークの頭アゾグを討つべく、敵の本陣へと乗り込んでいくのであった。
そんな感じの話でした。
ロード・オブ・ザ・リングへとつながる物語なので、最終的に誰が生きて誰が死ぬのかがなんとなく分かってしまっていたので、少し悲しい結末でした。
このトーリンという人物が生き残っていれば、指輪物語において、もっとドワーフが力を持っていたのかな?と思わされる大人物へと成長していきました。これは、一人のホビットの物語であると同時に、トーリンが王としての資質を備える物語であったと思うのです。だからこそ、このトーリンの死は、少し意外に感じられたし、すごく悔しい思いになりました。
映像は綺麗でしたね。そして、最後の決戦の氷の舞台は幻想的でもありました。
まあ、なかなか良かったですよ。