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なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

せのびをしたいんだとおもう。

なかまくらです。

私が好きな小説のNo.1は、十二国記というファンタジー小説のシリーズです。

人生でもっとも私と言う人間を形成している本だと思います。

その中に、こんな一文が出てきます。

「きっと、せのびをしたいんだと思う」

遠く離れた友人に、書簡をおくるとき、

今の自分のいろいろな大変はさておき、

元気でやっている、とだけ書いて送る場面。

そんなことを言うのです。

せのびはしたい。



でも、

社会人はせのびをしないといけないことが多い。

それはしたいせのびじゃなくて、しないと渡っていけない世の中だからする背伸び。

背伸びをしないといつまでたっても背は伸びないだろうけれども、

背伸びばかりじゃ疲れてしまうし、

私はあんまり好きじゃない。


背伸びをして描いた小説は身の丈に合っていないのが見えて、

たいがいつまらないものだ。

そんなつまらない仕事をするために、

毎日遅くまでやっているわけじゃない。

ああ、

ストレスはだいたいは同僚との人間関係です。自分を含めてのね。

ちょっとしたストレッサー(ストレス源)を勝手に増幅する装置がついてるんですよ。

たぶんね。相手はそんなの知らないから、ちくちく燃料を投下してくるわけですから、

困っちゃうね。

やんなっちゃうね。





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