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なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

                      
なかまくらです。

もーね、定期更新。部活と教員の関係性について。

高校教員をやって、4年目の私ですが、最近、部活動の在り方について

ずっと話題になっていて、地域ボランティアとか、外部指導者とか、

そういう話があるたびに、毎回同じことを思うので、記事にせずにはいられないのです(笑

とにかく、言いたいことは、3つです。


1.教員は給料がいいから部活のボランティアは当たり前?

2.外部指導者を雇うには? 学校にはお金がない。

3.教員がやりがいを感じる仕事って?



まず、


1.教員は給料がいいから部活のボランティアは当たり前?


これは、まさに大きな間違い。教員の平日の勤務は、16:45まで。

まあ、16:45に帰れるとは思っていないですよ。

会社員で、残業がない人なんて少ないほうですよね・・・。

でも、それって、自分の仕事のスキルの問題という側面もあって、

仕事が時間通りに終わる人は帰ることだって可能だし、都合がある日は、

てきぱきとやって帰ることだって可能です。

しかし、教員の場合は、ベースとして、19:00まで部活をやっているので、

平日最速が19:00になります。この時点で、残業2:15が確定。

ところが、17:30くらいから、部活をみているので、仕事はもちろん終わってない。

だから、19:00から、仕事の続きをやるわけです。

普通の会社員でしたら、この隙間の2:15の分だけ仕事が進んでいて、

早く帰れると思うんですよね。例えば、19:00には帰宅。

ところが、教員は、この2:15は部活指導に費やしているので、

ここから、仕事再開。2:15の仕事。その結果が、21:15帰宅。

そんなの日中にやれよ! という感じですが、日中は、授業してますから、

空き時間と授業時間はちょうど半々くらい。

1時間の授業を1時間で作るというのは、実はほとんど教材の研究をせずに、

ただ、ダビングするみたいに、昨年の授業を繰り返すために必要な時間なんですね。

だから、放課後に、新しい授業の研究や、そのほか、事務仕事をしないといけないわけです。

「先生って、事務仕事事務仕事いうてるけど、なにがあるんや?」

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

教員は、校内で、授業、部活、以外にも担当部署が割り振られているんですよね。

例えば、学年。学年で放課後に会議があったり、担任をしていると、

クラスの保護者に電話を掛けたり、クラスの提出物をチェックしたり、

3年間を見通した指導の計画を立てたり、掲示物を作ったりするんですね。

そんなこんなで、毎日21時前後。うーーん。

月に22日ほどの平日勤務がありますから、2時間×22日で、44時間の残業時間。

ところが、教員の残業代は、定額なんですね。私の働いている県では、

給料の4%(定額)なんです。額にすると、月1万円くらい。

時給に換算すると、200円くらい。

そして、土日の部活動は、4時間働いて、3200円。ただし、移動時間を含みません。

現地に連続でいる時間で換算されます。だから、4時間と書いてあっても、だいたい、

家を出てから、帰るまでの時間で見ると、6~8時間くらい。だから、時給400円くらい。

・・・決して給料は高くない、と思うんですよね。

高卒で働いている卒業生の方が多く給料をもらっていたりしますね。

2.外部指導者を雇うには? 学校にはお金がない。



じゃあ、外部指導者雇って、やらせればいいじゃない。

という意見が最近のニュースの大勢ですが、このニュースが言っていない実態が

現場にはあると思います。学校にはお金がない。

実際、私がいま務めている学校では、お金がないので、できるだけ出張控えてね。

と言われる始末。全国大会に出場しても、宿泊代もレギュラーの生徒分しか出ないし、

貸し切りバスを借りても、公共交通機関のほうが安ければ、

公共交通機関の代金分しか出ないし、(50万円くらい部活の自己負担だったり)

といった感じで、とにかく、学校にはお金がない。

どこから、外部指導者の指導費用はでてくるのか?

外部指導者は、4時間3200円ではたぶんやってくれませんよ(笑

さらにいえることは、学校のグラウンドで練習するとして、

教員はついていなくていいのかってこと。学校でやった活動は、

学校に責任がかぶってしまうのではないか? そこんところをはっきりさせてもらわないと

いけないし、いろいろな部活動の大会の引率は、結局、学校の先生でないといけないよ、

と定められていますね。

さらに言えば、担任や、学年の先生の生徒指導には全く聞く耳を持たないが、

部活動をやりに学校に来ているので、部活の先生のいう事ならしっかり聞く生徒も

一定数いるんですね。だから、部活動を学校から切り離すという事は、

言い換えれば、形だけでも学校にいくということをあきらめて、

高校に行かない生徒がいることを社会が受容するという事だと思うんですね。

それをやってもらわないと、変わらないと思いますね。


3.教員がやりがいを感じる仕事って?



最後に、なぜ、高校の先生は高校の先生になるのか・・・?

これは、いろいろな理由があるのでしょうが、私の場合は、教科指導です。

教科を教えるのが面白い。いや、私自身が、その教科が好きで、自身が学び続けたいし、

それを、生徒に教えることで仕事になるんだったら、趣味と実益を兼ねているというやつです。

部活をやりたくて高校の先生になる人ももちろんいるでしょうが、

そうではない人も、若手教員は基本的に運動部になるっていう実態があります。

だから、やりたい仕事ではないのに、時給800円で、はたらいて、

月に3~5回くらいしか休みがないっていうのが、今の教員の実態だと思いますね。




とにかく、教員は、週休3日にしてほしい。どうせ、土日はつぶれるので、

生徒が登校している平日に、一日休みを設定してほしいものです。

そうすれば、最悪、夕方に来て、部活だけ見るっていうのも、

ありな気がしてきますよね。

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