なかまくらです。
週刊少年ジャンプの読み切り「ブレイン・ブレイカー」を読みました。
作者は、岡本善道。
あらすじ。
一生懸命に勉強したテストは21点。運動もダメで、目指せ平均点の主人公。
学校の帰り道、彼は、変な男と出会う。男は額に傷のある男で、
女子トイレから出てきた。
男は、ビルからビルに飛び移るほどの身体能力を持ち、それは、
脳を常人よりもずっと使える――10%使用できる天才だからだという。
自分のことを諦めたくない! という主人公に男は興味を持つ。
ところがそこに、男の脳を解剖しようと企む悪の組織が捕えにやってくる。
主人公と男は、逃げる。
脳が危機に瀕した時に、ヒトはふたつの行動をする。
思考を停止するかそれともさらに脳が急激に活動するか。
主人公の脳は、少しだけ目覚める。
そして、男は10%のその先の未来を見せる。
そんなお話でした。
ちょうど、昨年は、「LUCY」という映画で、人間の脳が普段は3%しか動いていない
ことをテーマにしたお話があったりして、便乗したのでしょうね。
便乗したことがばれちゃう辺りは、
もうちょっとなんとかならないのかと思うわけですが、
この漫画の良かったところは、主人公の覚醒が丁寧に描かれていて、
その成長にワクワクできるところ。
急激な成長でなくて、この先が広がるような、
そんな連載で見れたら面白いんじゃないかなって思えるような、
読み切りでした。
おわり。