1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

ブレイン・ブレイカー

なかまくらです。

週刊少年ジャンプの読み切り「ブレイン・ブレイカー」を読みました。

作者は、岡本善道。




あらすじ。

一生懸命に勉強したテストは21点。運動もダメで、目指せ平均点の主人公。

学校の帰り道、彼は、変な男と出会う。男は額に傷のある男で、

女子トイレから出てきた。

男は、ビルからビルに飛び移るほどの身体能力を持ち、それは、

脳を常人よりもずっと使える――10%使用できる天才だからだという。

自分のことを諦めたくない! という主人公に男は興味を持つ。

ところがそこに、男の脳を解剖しようと企む悪の組織が捕えにやってくる。

主人公と男は、逃げる。

脳が危機に瀕した時に、ヒトはふたつの行動をする。

思考を停止するかそれともさらに脳が急激に活動するか。

主人公の脳は、少しだけ目覚める。

そして、男は10%のその先の未来を見せる。


そんなお話でした。

ちょうど、昨年は、「LUCY」という映画で、人間の脳が普段は3%しか動いていない

ことをテーマにしたお話があったりして、便乗したのでしょうね。

便乗したことがばれちゃう辺りは、

もうちょっとなんとかならないのかと思うわけですが、

この漫画の良かったところは、主人公の覚醒が丁寧に描かれていて、

その成長にワクワクできるところ。

急激な成長でなくて、この先が広がるような、

そんな連載で見れたら面白いんじゃないかなって思えるような、

読み切りでした。


おわり。





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