なかまくらです。
正月ですが、「あなたが選ぶブラック・ジャックBest 40」を読んだんですね。
手塚治虫といえば、日本で最も有名な漫画家の一人だと思います。
でも、その作品を読んだことのある人はどんどん減ってきているんじゃないかと
思うんですよね。もったいない。
私は、「火の鳥」を高校生のころ、読んでいました。
幼いながらも、自分のアイデンティティについて悩んだり、
生きている意味を考える年頃であったので、大きな衝撃を与えられたことを覚えています。
そして、手塚治虫の代表作のひとつ、ブラックジャック。
これを読んでいなくて、読みたいなぁ~と思っていたのですが、
25巻あるということで、なかなか手が出ずにいたわけです(たわけが!
そんなときに、読者が選ぶBEST40(掲載されているのは、20編)
これだ! と、思い、読みました。
どれも面白い。命を救うこと、そのことへの執念みたいなものを感じますね。
それから、ブラックジャックは、手術代として大金を要求しますが、
愛はお金に変えられないのです。愛というと安っぽく聞こえますが、
それを、言葉にせずに表現するのが、一流のストーリーテラーというもの。
もうね、いいですなぁ。これは、そのうち全巻そろえることになりますわ。
一番好きだったのは、「六等星」という作品でした。
おわり。