台詞 物語開拓日誌 2012年08月21日 海 毎日毎日、私たちは泳いだ。しぶきをあげて、血潮がうねりをあげて血管を流れていく。インターバルの笛のリズムに乗って、寄せては返す波のように、壁に手を付き、足を付き、ターン。私たちは疑わなかった。泳ぐことが自由だと疑わなかった。 [0回]PR