創作のこと。
最近、書いてない。
いいえ、書いていますが、完成しないと言うのが正しいものの言い方。
最近私の中に浮かび上がってくる物語は激しい情動が少ないように思います。
割としずか。
それは、人間としての成長なのか、落ち着きが出てきたってことなのか?
とりあえず、あの頃とは随分と変わったことが書きたくなっているようです。
先日 姫野カオルコさんという作家さんが、テレビに出ていて、
オリジナリティーと言うものについて語っていましたが、
毎回、違うものを書かなくても・・・同じようなものを書いても、
逆にそのお約束の様なものを期待してくれている観客がいるということに気付いた
と言っていました。
そうなんですよね。
そういう意味では、今の私は、あの頃の私が観たら、
なんだかずいぶんと気を狙おうとしているように見えるのかもしれない。
けれども、別にそういうつもりはなくて、
私はそのときどきに思いつく物語を書いてきただけなわけで、
そういう風に考えると、
今書こうとしている物語は、やっぱり今までの様な構成だったり、
人物のストックでは書けない類の物語になりつつあるんだと思います。
だから、長々と書きましたが、今私は、
もう一度、今書きたい物語を書くための力をつけないといけないんだと思います。
それが一区切りついた時に、また以前のような物語も
書きたい日が来るのかもしれないなと思っています。
おわり。