ボツシーン供養

なかまくらです。

この前、書き上げた「ミナイミライ」の改訂中です。

ボツシーンの供養。。

というわけで、上げてみる。


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摩訶不思議な音楽。

 

Ａ　　　　ミライさんこんにちは。

Ｂ　　　　カナエさんこんばんは。

Ｃ　　　　カッコーさんおはようございます。

Ａ　　　　あらまあ、カッコーさん、なんて恰好なの！

Ｂ　　　　ミライさんに身ぐるみはがされたのよ！　覚えてらっしゃらなくって？

Ａ　　　　わたしく、未来志向なものでして。

Ｃ　　　　過去は振り返らない！　まあなんて素敵なの！　それが、未来が叶う方法なのね。

Ｂ　　　　未来は叶えるものなんですのね。過去は私が握っていますのよ、覚えてらっしゃらなくって？

Ａ　　　　握っている！？

Ｃ　　　　握っていらっしゃるって！？

Ｂ　　　　そうよ。過去なき未来はありえないわ。一瞬の後に、未来は過去へと翻る。

Ａ　　　　翻っているわ！

Ｃ　　　　翻りだわ！

Ｂ　　　　それを、握る！

Ａ　　　　握っている！？

Ｃ　　　　握っているわ！

Ｂ　　　　それもすごい握力で！

Ａ　　　　すごい握力で！？

Ｃ　　　　すごい握力だわ！

Ｂ　　　　おーっほっほっほ。

Ａ　　　　すごい高笑いだわ！

Ｃ　　　　未来が叶う高笑いだわ！

Ｂ　　　　いいえ、過去こそがわたしくですから。

Ａ　　　　なんて、

Ｃ　　　　なんて格好いいのかしら！

Ａ　　　　そうです？

Ｃ　　　　んー・・・

Ｂ　　　　ぐぐっ！（握る）

Ａ　　　　すごい握力だわ！

Ｃ　　　　握った過去をしっかりと放さないでいるわ！

Ａ　　　　過去になったら、おしまいなのね。

Ｃ　　　　事象のすべてを飲み込むブラックホールのようだわ。

Ａ　　　　あれが、事象の地平線。

Ｃ　　　　未来は叶う！　過去は叶わない。そういうことなんだわ。

Ａ　　　　そういうことなんだわね。