なかまくらです。
「ウルトラマンメビウス: アンデレスホリゾント」読みました。
直木賞作家が描くウルトラマンの世界・・・
どんな世界だろうと思い、
書店でたまたま見つけたこの本を手に取りました。
作者の朱川さんは、TV放送版の脚本を3本手がけたそうです。
本書は、その3本+序章の1本+終幕の一本から構成されています。
主人公は宇宙人嫌いのGUYS隊員(地球防衛隊員)。
その彼が、メビウスや基地の仲間たちとの関わり合いの中で、
少しずつ変わっていく物語でした。
自身の抱えている問題は、一人で解決することは難しい。
けれども、周りに話すことのできる仲間がいれば、
なにかを少しずつでも変えていくことができるのかな? そんな気持ちになりました。
良い本でした。でも、文庫で900円はちょっと高いかな(笑)。